第510話 ECO

 化石燃料に頼らないということで電気自動車が開発された。

 しかし結局のところ普及はしていない。

 充電できる場所がないのだ。

 途中で止まったらレッカー呼ぶしかない。

 田舎の山でなんて乗れるはずもないのだ。


 まして電気代が高騰しまくる現在においてメリットがない。

 それ用の工事費用の回収なんてできないのが現実だ。


 大体、ECO=電気だとするなら結局、原子力発電に繋がる。

 私が住んでいる市には原子力発電がある。

 その電気は東京へ供給される。


 ソレが面白くないのか?反対派もいるわけだ。

 じゃあ反対派は電気を消費しない生活ができるのか?


 考えるとECOってなんだろう?となる。

 人間が目に見えないモノ、理解できない力を恐れるということだけで言うなら妖怪を恐れていた時代と何ら変わらないのかもしれない。

 原子力は妖怪や神と同じなんだろうな~。

 無くては困るんだけど、制御できるわけでもない…。

 共存、共生しかないと思うんだけどな~。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る