第503話 ★が出た

 寒くなってきたのでアイスを一時買わなくなっていた。

 もちろん『パナップ』もだ。

 そんななか、コンビニで『ピノ』のバニラキャラメルというものが売っていた。

 一時期♡型や★型のピノが見たくて毎日食べていた…。

「買うか…」

 寒い夜だった。

 買ったまま忘れて2日が過ぎ、その日は昼間だけ暑かった。

「そういえば」

 冷凍庫の『ピノ』を思い出し箱を開けた。

「なんか箱薄くない?」

 開けるのに失敗した。

 なんか箱が縦に破れた。

 しかし…

「★だ…」

 期待もせずに買ったのに★

「今日は良い日だったのか?」

 真夜中のアイス、夜は冷える。


 何もない1日の終わり、寒い夜にアイスを食って寝そびれた。

 そんな日だった。


 近況ノートに破れた箱と★ピノ載せました。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る