第374話 ベストは難しい

 歯ブラシを買った。

 1200円もした。

 薄給の私には高価な代物である。

 なんか気持ち悪いな~と思って長らく購入を控えていた歯ブラシ。

 マイクロファイバーのような細い毛先がスポンジの塊のようになった歯ブラシ。

「消しゴムみてぇだ…」


 ほんの気まぐれ…。


 そして夜、磨いてみた。

 確かに前歯はツルツルになった気がする。

 キュキュッとなる。

 汚れは落とす。

 ソレは間違いない。

 しかし…ヘッドと毛先が大きすぎて奥歯というか親知らずに届かない。


 理想の歯ブラシって難しい。

 というか無いのかもしれない。

 毛先が細くて、奥歯に届いて、毛が密集していて、歯茎をいたわり、オエッとならない歯ブラシが欲しい。

 今回の歯ブラシの点数70点‼



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る