第270話 想像することが楽しい。

 基本、『カクヨム』を利用されている人は想像することが好きなんだろうと思う。


 僕は、小学校の頃から現実逃避の手段として想像を利用していた。

 目を閉じて、次に目を開けるときには、この現実が変わっている…。

 そんなことを毎日のように繰り返していた。


 少し話は逸れるが、『ミロのビーナス』を何かで見る度に思う事がある。

 腕は、どんな風になっていたのだろう?

 識者の中でも謎なのだろう。

 腕のある状態を記すものがないのだから…。


 しかし、考えようによっては、ゆえに人を惹き付けるのではないだろうか?


 ちなみにAIに描かせたら、隣に男性像を描き、その肩に手を掛けていたようだ。

 ちょっと斜め上で笑ってしまった。


 想像好きな皆さんは、どんな腕を描きますか?


 僕なら…。

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