第258話 チョビさん耳がいい

 母親が親戚と出かけた日。

「チョビさん…寝てますね…」

 昼間は寝ているチョビさん、買い物へ行こうとしたのだが、チョビさんを置いていくと気になる。

 寝ていれば大丈夫か?

 寝ていることを確認して着替えようとクローゼットを開けた瞬間。

『桜雪ーーー‼』

 1階から鳴チョビさん。

 耳いいな…チョビさん。


「しかし…行く‼」

 玄関のドアを閉めても聞こえるチョビさんの鳴き声。

 留守番させると怒るのだ。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る