第228話 チョビさん野生に戻る
『チョビさん』産まれたてで捨てられたもので、どうも野性味がない。
猫は夜行性らしいのだがチョビさん、しっかりと夜は寝る。
日中はポヤ~としていることが多い。
そんなチョビさん、最近、夜間パトロールを日課としておられる。
深夜、全部屋を巡回しておられる。
困るのは、各部屋で大きく一鳴きするのだ。
『異常なし‼』……『異常なし‼』
当然、僕の寝室でも大きく鳴く。
『桜雪、寝てる…異常なし‼』
「チョビさん…寝てくれ…」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます