第197話 紅茶

『紅茶』が好きである。

 子供の頃から紅茶は毎日飲んでいた。

 大人になると無糖で色々な紅茶を専門店で飲み、自分の体調に合わせて淹れてもらっている。


 そんなわけで会社でも紅茶を飲んでいる。

 ジュースを買うことを止めて、安いフルーツフレーバーのティーパックを飲んでいる。

 会社に行く楽しみにしているのだ。

 しかしストレートで飲むため、時に甘さが欲しくなる。

 そんな時は飴玉を舐めるのだ。

「砂糖の代わりに飴玉を入れたら甘い紅茶になるのでは…」


 アップルティに夕張メロンキャンディを入れてみた。

「コレダメなヤツだ…」

 香りが濡れた靴下の香り…味は雑巾を絞ったような味。

「世界一マズイ紅茶になった」

 とにかく後味が悪い‼

 奥が深いと思った。

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