　ドラッグストアで買い物をした。

　5000円札で支払うと…。

　清算機でお札を受け付けない。

「少々、お待ちください」

　レジの人が店員を呼ぶ。

(いや…なんか…えっ？偽札？)

　そういえば…妙にテカッているような5000円札。

「別のお札に変えてきますんで、そのままお待ちください」

「はい」

　別のお札？

　えっ？

　どういうこと？

　というか…警察呼ばれてんの？

　脳内パニックである。

　えっ…あの5千円札…どこで貰ったんだっけ？

　何を買ったお釣りだ？

　DVDか？

　店員が1000円札を5枚持ってきて清算してくれた。

　ドキドキが止まりませんよ‼

　単に5000円が苦手な清算機なの？

　心臓に悪いよ‼

　後から警察とか来ないよね？

　なんか…途中で身分証を用意したんだよ僕‼

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい