第111話 夏だしね…思うこともある

 海で溺れた40歳の無職の息子を67歳の父親が助けて…そんなニュースを観ると夏だな~と思う。

 水難事故を避けるには水に近づかないことである。

 僕は泳げるというほど泳ぎには自信が無い。

 子供の頃に幾度か溺れているので、海にも川にも近づかないようにしている。

 悪魔の実を食べたら海賊から山賊へ転職したほうが幸せなのだと信じている。


 まぁ冒頭のニュースに、どういった事情があるか知らないが、海水浴場でもない海に家族で出かけてとか、何か家庭環境というか背景を勝手に想像してしまう。

 息子さんに障害があるのか?とか…。


 もし、この家族が人目を避けて遊びに行ったとするならば、やはり日本というのは、まだまだ障碍者が普通に生活できない国なのかもしれない。

 健常者である僕が障碍者に声をかけるのは難しい。

「余計なお世話かも…」

 あからさまに困っていれば誰しもが、お手伝いするのだけども…お互いに遠慮してしまうのではないだろうか?


 本当のバリアフリーって設備だけじゃないのだと思う。


 冒頭のニュースを観て勝手に背景を想像しただけだけどね。

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