1.サポータズパスポートってなに?
まず最初に、この「サポーターズパスポート」が一体どういうものなのかについてさらっと触れていこうと思います。
まあ、正直そんなに難しいことは無くて、端的に言うと「作家のファンクラブ」みたいなものです。既にfanboxなどの月額制でクリエイターをサポート出来るサイトは存在していますので、そのあたりを思い浮かべていただけると分かりやすいかと思います。
具体的な内容としては、月々の値段ごとに3つのプランに別れていて、それぞれ、値段に応じた「ギフト」というアイテムを貰うことが出来ます(※単体で購入も可能。次項で解説)。
そして、そのギフトをメッセージと共に作者に送ることが出来、受け取った作者は、それをリワード(つまりは収益)という形で換金することも出来る、という形になっています。
ややこしいシステムですが、「投げ銭をアイテムを使って行う」と考えてもらえると分かりやすいかなぁと思います。
また、月額制のサポーターになることでメリットがいくつかあります。
このサポーターになると、作者の限定近況ノート(サポーターだけが読めるものですね)を閲覧出来たり、その他特別なコンテンツが楽しめるかもしれない……と書いてあります。
これが実際どこまで設定できるのかについては、公式の案内ページには明記されていないのですが、恐らくは「支援者限定で公開する小説作品」なんかも設定出来るのではないか、と思っております。このあたりは始まってみないと……という感じでしょうか。
その他にもサポーターの名前は、現在進行形でサポートしている人の他、過去にサポートした人のものも、作者のプロフィール欄に表示されることとなります。
このあたりはNPO団体などが「支援者」の名前を貼り出したり、公式の冊子に掲載するのと近しい感じでしょうか。
それによって読者に目に見える恩恵があるわけではありませんが、「自分はこの作家をずっと支援してきた」という自慢は出来るかもしれません。所謂「古参アピ」というやつです。
更にもう一つ恩恵があります。サポーターになることで、作者作品の広告が非表示になるかわりに、作者に「広告収入以上の収益」が集まる。という事です。
これは所謂「プレミアム」といったプランとほぼ同じもので、YouTubeなどで広告を非表示にするのと似たような形でしょうか。
【ポイントまとめ】
・「サポーターズパスポート」は「作家のファンクラブ」に近いものである。
・「ギフト」というアイテムを用いて、作者にメッセージを伝えることが出来る。
・作家は受け取った「ギフト」を換金出来る。
・「サポーター」は作者の公開した限定コンテンツ(近況ノートなど)を閲覧できる。
・サポートしている作家の作品を読む際に広告が非表示になる。
・代わりに、広告閲覧で得られる以上の額面が作者に還元される。
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