改革派皇太子派の中でフラスグラ子爵だけが南部の辺境、一番の遠隔地。
鉄道網のためにはオセロの角をとったようなものなのか、それともウィラード領のように鉄道を敷かなければ発展の可能性のない不利な条件の領地なのか、気になります。
作者からの返信
フラスグラ家は元々第二騎士団と南方の監視、リゼルを中心とした南方領主家の監視的立場で作られたというか派遣されたような立場の家だったりします。この辺りは元々北方や北部領主家、第三騎士団監視の役割を持つウィラード家と同じ立場です。(ただ北部は監視対象のゼメリング家とそれ以外の領主家が別の派閥なので、フラスグラ家と南部領主家の関係はウィラード家と北部領主家の関係と少し様相が異なっています)
なので他の南部諸領主家とは元々の立ち位置が異なります。それが所属派閥にも現れていると思って下さい。ただフラスグラ家も南部で完全孤立という訳では無く、ゴッタルド家と婚姻関係で縁を結んでいたりもしています。
また、
>ウィラード領のように鉄道を敷かなければ発展の可能性のない不利な条件
である事も確かです。現在は細々と境界山脈側を開拓していますが……
お読み&コメントいただき、本当にありがとうございました。
編集済
130冷害の原因は人為的なものではなくて自然現象だったのですかね?
テラフォーミングされた惑星なら天変地異は起きなさそうですけれど。
>以降これらローチルド家主管の各施設は毎年予算が削られていく流れ
悪法2法の方は4か月で廃案になったのに、こちらの予算削減が延々と続いたのは、うま味がある関係者が過半数以上いて廃案にできなかったということなのですね。事なかれ主義の宰相(レウベルグ公爵)は自分に火の粉が飛んでこなければ良い保身タイプなのか、国の安定のためには波風立てないタイプなのかどちらなのでしょうか。
現在ようやく現皇太子派によって悪しき流れが絶たれそうですが、立場上はともかく心情的には国王陛下も改革に賛成なのか気になります。
作者からの返信
>130冷害
一応は自然現象です。実は今でも大昔の機器がある程度動いていて、気象をコントロールしていたりもしていますけれど、それでもある程度の揺れはある模様です。
>宰相
実はこの方も事なかれ主義の割には結構やらかしていまして……
自分の立場安定の為に割と無茶な人事をしていたりとか。
その辺りは後ほどのお話で出てくるかなと思います。
>国王陛下
本来、国王家は全てに中立で特定派閥に属さないという立場です。ただ国王家内部でも現状に対する危機感がかなりあるようで、その結果皇太子が改革派というのが黙認されているという状態です。
お読み&コメントいただき、本当にありがとうございました。
チューネリー大蔵卿とその取り巻きはやり過ぎですね。
止める奴が内部でいなかったのか……。
作者からの返信
御意見出来る人がいない&許されないなんて事もある訳で……
結果、彼の派閥から世襲貴族家が逃げ出したりする事に繋がった訳でして。
お読み&コメントいただき、本当にありがとうございました。
何で本編であそこまで鉄道を支援してたのか、マールヴァイスと周辺貴族を排除しようとしてたのかよく分かった。コイツラ国賊じゃんとすら外から感じたんだから、そら大鉈振るうわなと
作者からの返信
ええ、そんな感じで負の実績が色々と……
ただスコネヴァー伯の立てた作戦は、ここまで酷くはありませんでした。チューネリ公が自己の利益最大化を図った結果、ここまで酷い事に……
(スコネヴァー伯側としては、もう少し温和な政策で、自己の利益を長い期間得られるようにするつもりだったのですよ。ですがチューネリ公が自分の権限を最大化してしまった影響で、悪法があっという間に消えてしまったという……)
お読み&コメントいただき、本当にありがとうございました。