プレッシャァー 〜農高校球児の成り上がり〜

mikazuki

野球のルール(把握してる人は本編へ)

この小説では高校野球を題材としてい話が進んで行きます。ですので野球のルールをご存じない方はこちらをご覧にください。ルールを把握しているので大丈夫という方は飛ばして本編へどうぞ。


野球はそれぞれ9人で行われるスポーツで、投手が投げたボールを打者は打ち、それを1回から9回まで行ってより多く点を取った方の勝ちとなるゲームです。


と、大雑把に言えばこんな感じですし、ある程度野球のルールを知っている方ならば問題ないかもしれませんが大抵の方はこれでは理解できない部分んが多々あると思いますのでいくつかに分けつつもう少し掘り下げて説明していこうと思います。


とりあえずこれさえ分かっていればなんとなく野球が分かるルールをざっくりと説明していきます。


前述の通り得点を競い合うスポーツの為

攻撃側であるバッターはピッチャーの投げた球を打って得点を挙げる

守備側はより失点与えないようにするのが目的となります



野球においてもっとも基本的な要素として

ストライク、ボール、アウトの三つがあります


●ストライクとは

野球にはストライクゾーンといってホームベースと打者の体格を基準とし審判が定める一定の範囲が存在し、投手の投げたボールがその範囲を通過したと審判が判断したボールを『ストライク』と宣告されワンストライクとなります。


又、打った打球がフェアゾーンの外に出た場合は『ファール』となりストライクのカウントが一つ追加されます。但しツーストライク時のファールではカウントは追加されずツーストライクのままとなります。


●ボールとは

前述のストライクゾーンを通過しなかったと審判が判断した場合『ボール』と宣告されます。このカウントが四つになった場合『フォアボール』を宣告されて打者は一塁へと進塁することができ、次の打者へと移行します。

     

       

●アウトとは

打者にはストライクのカウントが二つまで許されており、三つ目を宣告された場合は『アウト』となり次の打者へに打順が回ります。

また打者が打った打球がノーバウンドで野手にキャッチされた場合もアウトとなります。

そしてこの『アウト』のカウントが三つになった時点で攻守を交替します。




●簡単な試合の流れ

投手の投げた球を打者がバットに当ててフェアグランド内に落ちた場合、打者はホームベースから一塁へと走ります。逆に内野手(ピッチャー付近で守備をしている守備陣)はそのボールを捕球して一塁へと送球します。


この際にボールの方が先に一塁ベースに触れている選手のミットに届いてキャッチした場合はアウト。打者の方が一塁ベースに触れるのが速かった場合はセーフとなり打った打者はベンチに帰ることなく一塁に留まる事ができます。

*送球されたボールを掴み損ねて落してしまった場合や後ろへ逸らしてしまった場合もセーフとなります。


こうしてバットに当てて塁に出塁出来た場合を『安打ヒット』とと言いい、塁上の選手塁毎に『○○ランナー』と呼び、今回の場合だと一塁走者ランナーと称します



打者は打ってから一塁ベース到着後に二塁、三塁へと進塁する事も可能ではありますがベースを踏んでいない状態でボールを所持している野手にタッチされた場合アウトとなるため、外野への大きな当たりを打った時など飛んだ打球の場所や相手の守備状況などを考慮した上で進塁するかどうかの判断が必要です。


野球の目的として点を挙げる為にホームから一塁に出塁して


一塁>二塁>三塁>本塁


の順に半時計周りでベースを周り、最終的に本塁への帰還を目指します。


走者・打者がベースを一周してアウトにならずホームベースに触れられた場合得点が認められ、帰還出来た人数一人につき一点の得点が加算されます。


(例)0-0のスコアで先行の攻撃時、走者が二人いる状態で打者が打って走者が二人とも帰って来た場合は二得点となり、二点が追加され2-0となります。

因みに今回のような両チームとも得点を挙げていない状況で先に点を挙げる事を『先取点』と言います。


又、打球がファールとならずプレイングフィールドの外に出た場合は本塁打となり打者とその時塁上にいた走者の数だけ得点が追加されます。


このように1回から9回まで攻守交替を行い、より多くの得点を挙げられた方の勝利となります。


いかがだったでしょうか?少しは野球のルールについてご理解いただけたでしょうか?野球にはもっと複雑で細かいルール等が御座いますが長くなるため今回は省略させていただきます。この説明が役に立ったのなら幸いです。



                          

             

    







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