第16話・第一次ネオ・ジオン抗争その2
王冠のサイコミュ端末でハマーン様の指令を受けたジュドーは、「宇宙にも出ないで地球を汚す連中を追い出すのも義務」と公言するブライトさんと地球へ降下、ジオン残党のザクマリナー部隊を救おうと接触するものの失敗、現地民のフリをしたネオ・ジオン工作員のカプールに特攻され全滅してしまいます。
メガライダーを移動拠点にアーガマと別行動をとったのは、ジオン残党を説得するためでした。
なぜならカラバはネオ・ジオンと共同で残党狩りを行っていたからです。
ただしブライトさんには『説得できない場合は
なおガンダムMk-Ⅱと百式にはZZガンダムと同系列の改良型バイオセンサーが搭載され、ビーチャ達にも簡単に操縦できるようになっています。
Zガンダムも頭部を交換した際に改良型を搭載した模様。
迎賓館にサイコミュ機器を持ち込んだハマーン様は、プルミネバ様を使い、集まった高官たちの識別を行っていたようです。
サイコミュの感度を上げていたところにジュドーがハイパー化してしまい、感応波をまともに喰らったハマーン様が酷い目に遭いました。
おびき出されて集まったジオン残党をエゥーゴとカラバの共同作戦で殲滅、グレミー・トトとルー・ルカは共謀し、トリックを使ってリィナを隠し、ジュドーへの人質として連れ去りました。
ジオン残党が拠点として使っていたエルゴレアをネオ・ジオンと共同で殲滅。
ただし青の部隊(ここだけ装備が少し違う)など一部勢力はカルダーヤに巨大な核シェルターを建設、‐Ⅴ‐作戦終了後も地球に留まる決意を固めていました。
ボスは自称・芸術家のジュネ・コク。
こちらはグレミーが説得したようです。
グレミーはオウギュスト・ギダンに冷凍睡眠中のプルシリーズを託して反逆を誘発、ジュドーが百式で始末しました。
プルシリーズはガルマ・ザビに似せて作られたミネバ様の影武者たちで、外見年齢別に何人も保存されています。
どうやら肉体的な成長に制限があるようで、定期的にメンテナンスを受けないと生きられない欠点もありました。
なおガルマに似せて作られたのは、本物のミネバ様を社会的に抹殺して逃がすためです。
おそらく本物はプルシリーズとは似ても似つかない外見でしょう。
ダブリンのコロニー落としは、レビル派の連邦高官たちをおびき出すエサでした。
マシュマー・セロの
コロニーはダブリンに
その間にアーガマはコンテナを降ろして住民を保護、ハヤトのアウドムラは一般市民を虐殺するために収容し、一部を殺して操縦室に置き、クルー全滅に見せかけて墜落させようとした模様。
ハヤトは戦死し、アウドムラの市民はエゥーゴが保護しました。
ハヤトが凶行に走った理由ですが、おそらくネオ・ジオンのコロニー落としを失敗させるためです。
ブリティッシュ作戦がそうだったように、コロニー落としは一般市民に多数の犠牲者が出たら失敗です。
セイラさんの組織であるカラバに失敗させるのが、ミライさんの工作員であるハヤトの任務でした。
なぜならハマーン様はアルテイシアの代行であり、おそらくコロニー落としの成功で‐Ⅴ‐作戦におけるアルテイシアの権限が消滅するからだと思われます。
ミライさんはセイラさんと、もう少しの間だけ手を組みたい理由があったのです。
セイラさんの引退は、アクシズ落としの有名無実化を難航させる一因となり、後の世で厄介事の種になるのです。
一方プルはメンテナンスを受けていなかったせいで寿命が来ていました。
彼女にとっては予定通りで、プルツーがサイコガンダムMk-Ⅱで来襲、アーガマと共同で落ちたコロニーを攻撃し、へし折って証拠を隠滅します。
そしてプルを乗せたZZと接触するものの、ジュドーをマスターと認識していたプルと、グレミーをマスターをするプルツーとではソリが合わなかったようです。
プルはサイコガンダムを使ってプルツーに思念を移す計画を諦め、ZZのバイオセンサーに思念を残してこの世を去りました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます