2020年3月24日(火)-1
夫も長野への出張があって疲れていたこともあり、結局三連休はどこへも行かずに、あ~れ~と流れて消えていった。
まぁ感染対策ってことを考えれば、きちんと自粛しててむしろ偉いぜ我が家って感じではあったと思う。
「さて、今日で○市君は終業式だ。三月最後の園バスだからね~。行ってらっしゃーい。あ、帰ってきたら歯医者だからね」
ということで園バスで出かける息子を見送り、洗濯物を干して、わたしは娘を連れて婦人科へ。
この婦人科に通い出してそろそろ一年になる。
わたしは息子を出産後から、わりと重たいPMS(月経前症候群)を抱えるようになってしまっていた。
生理中の経血量ももともと多かったけど、出産後はさらに多くなってしまい、ナプキンじゃとても収まらなくて、タンポンが手放せない状態になってしまったのだ。
なによりPMS期間はもうイライラするとか怒りっぽいとかを通り越して、ひたすら『死にたい』『生きていてもしかたない』『子供がわめくと殺意が湧く』『子供と心中したい』という気持ちを、生理がはじまるまでの十日間くらいずーっと持ち続ける症状が続いていたのだ。
もちろんだるいとか貧血っぽいというような身体症状もあり、どうにも耐えきれなくて娘が幼稚園に入った年に、息子を連れて息子を産んだ産婦人科にも相談に言ったのだ。
で、ピルを出してもらって三種類くらい試したけど、経血量や身体的な痛みやだるさは多少落ち着いたけど、精神的なものにはいっさい効かなかった。
命の母ホワイトもめちゃくちゃ飲みまくったけど、死にたいとか子供を○したいという感情はいっさい抑えられず、そのうち産婦人科に通うのも馬鹿らしくなって(漢方とかも出してくれなかったし)、そこに行くことなく、ピルだけ海外の通販サイトから買う感じになっていたのだ。一応身体症状だけでも抑えたかったので。
で、息子が無事に幼稚園に通いはじめて身軽になったので、セカンドピニオンを試してみようと、今の婦人科を探し当てた。
口コミでよさげで、話をよく聞いてくれるおじいちゃん先生がやっているということだった。
実際に行ってみたら大当たり。本当に話をよく聞いてくれるし、月経困難症って診断になるからピルは保険適用になるから、これまでより安く買えるからね~と言ってくれたし、乳がんや子宮癌の検診もついでにやってくれた。
それにピルをもらうだけなら受付で申請すれば診察もなくすぐもらえるので、最初の数回以外は薬をもらうだけなので実に楽なものである。
(二ヶ月分で診察料も込みで5000円は痛いっちゃ痛いけど、今飲んでいるこのピルのおかげでまともな生活できているんだもん。そう考えれば安いもんよ)
ということで娘を連れてそこへ向かい、今日もピルをもらってくる。ちょうど11時過ぎたので近くのファミレスで娘と贅沢ランチを食べて、ちょっと気持ちも明るくなって帰路についたのだった。
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