EP026 The summer holidays

今日は終業日で明日からは夏休みに入ります。学校は午前中で終了でリンリン(月城リン)と渋谷のお好み焼き屋に来ている。


今日は部活は無いそうでお誘いを受けました。


なんでも直ぐに夏合宿があるので最後の息抜きに来ている。バレー部は全中を狙えるくらいの強豪らしい。

自分の学校でも興味が無いからさっぱり知らなかった。


『レイ?また背が伸びた?』


「そうね…」

最近は母親と同じくらいになったから…

「170cmくらいじゃない」


『部活やらない?』


「やりません!」


『もったいないな〜あーーもったいない』


「リンリンはお金が貰えるわけじゃないのに良くやるよね」


『レイは相変わらずドライだね』

『そこはさ、青春ってやつじゃない。スポーツの部活ってさ』


「青春…ね…」


『部活の合宿終わったらさ、レイ何処か行こうよ!』


「何処かってどこ?」


『そうだな、、、海とか、プールとか、遊園地とか、買い物&食べ歩きなんかもいいね』


「リンリン何処か考えといて」


『任せて頂戴!』

『レイ誰か誘ってみたら』


「誰か?いるか…?」

「そうだ、舎弟を呼ぶか!」


『レイの舎弟…?』


『そう舎弟…三日月を誘おう!」


『あーー同じくクラスのNo.1ね。イイね』


「日程が決まったら誘ってみるよ」


『あ!お好み焼き来たよ。』


『豚玉イカトッピングはどちら?』


「それリンリン」

「広島お好み焼き牡蠣トッピングは?私!」


「いただきますーー!」

『いただきます!』


『美味しいね』

「こっちも食べて見て、、、牡蠣美味しいね」

「でしょでしょ…」


『お好み焼きの本場を味わってみたいね。大阪USJもイイね1泊2日でね!』


今どきのJC、JKは何かと打ち上げと称してテスト期間終了や期の終わりに友人達とカラオケやランチをしているらしい。大人や大学生の真似ごとだ。私はいつも直ぐ帰るから打ち上げ的なのは此れが初めてだ。打ち上げはなかなか悪くない。


私は夏休みにあといくつかサバゲーフィールドを作成したいと考えている。レベル上げもしたい、アサルトライフルも欲しい。今年は結構忙しい夏休みになりそうです。


「リンリン!私水着持って無い」

「学校のスク水ならあるけど」


『レイ!そのスタイルと170cmでスク?』水『それ逆にエロいよ。エロ過ぎる』

『世の中男共の的にされ注目されるから止めなさい。この後水着見に行こか』


「うん、いいね。」


リンリンは同じクラス、部活の友達とも遊びに行くけどクラスも違う部活もしてないレイと合うととても癒されるし何も気にせずに居られるからといつも誘ってくれる。


思春期の女子なら周りの目は気になるものか…私の進学クラスはお勉強でそれどころじゃない雰囲気の人が多い気がします。まあ成績を他人と比べたくなるのは分からなくもないが皆んなライバルは学校の外に沢山いるから要らぬプレッシャーは自分にかけない方がいい。


お好み焼きを食べた後、109で水着を見て本屋で立ち読みして雑貨屋でお揃いの髪留めを買った。夏休みの宿題も合宿終わったら一緒にやる約束をして小田急線に乗って帰った。


家に帰ると母親が具合悪くソファに横になっていたからベットに運んだ。薬を飲んだか聞いたらクスリは飲めないから横になっているら大丈夫だと言っていた。風邪や熱じゃないからと言っていた。


少し心配だ…


どちらかが具合が悪くなると父親がいつも居ないと不安になる。マリアを呼んで母親と一緒に寝かせる。するとアスカも寝ると足元にスリスリして来たから一緒にベットにのせた。母親はモフモフに癒され眠った。


晩ごはんは作ってあるからと後で温めて食べると言って自分の部屋へ戻った。クスリが飲め無いからこのドロップアイテムは使えないか…


次の日母親はけろっとしていた。

アスカとマリアも(にゃーっ!にゃー!)と大丈夫だったと報告してくれている。

あたまをナデナデしてあげる。

2匹を抱き上げ話しかける(にやーっ!にゃー!)(まったく心配かけないで欲しいよにゃ)(猫語)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る