15.

-瑞希side-



コップに水を入れていたら鈴夜に話しかけられた。


鈴夜だけでなく生徒会のメンバー全揃いらしい。

すげぇな、生徒会って皆揃いに揃ってイケメンなのな。


そりゃあきゃあきゃあ言われるわけだと1人納得する。



「瑞希、もう席決まってますか?もし良かったら私達と一緒に食べませんか?」



「え、あ、そうだった水を琉星に持っていくの忘れてた」



水が入っているコップを思い出して琉星の方を見たら机に顔を伏せて震えていた。


あ、やべぇ、水待たせすぎて死んでんのか??

これは早く持って行ってやらないとな。



「あ?琉星?なんでまた」



「琉星を知っているのか?」



「彼は有名だからね~色々と~」



「そうなのか」



そんなに有名なのかあいつ。

まぁ確かにに綺麗な顔してるもんな。


琉星経由で仲良くなった湊と瑠夏も整った顔してるし。


この学校はイケメンと美人が多いな。

羨ましい。

※瑞希も綺麗め美人です。



「「僕達瑞希と一緒にご飯食べたーい」」



「俺も~」



「ご一緒してもいいですか?瑞希」



「うーん、」



って言われてもなー俺だけの判断で誘っていいものなのか?

琉星達に聞いてみた方がいいよな??



「琉星達に聞いてみてからでもいいか?」



「「そうと決まれば即行動!!」」



「うわっ、ちょっと待て」



元気な双子に両手を引っ張られて琉星達がいる場所に連行される。


あ?コップはどうしたのかって?

双子が両手を掴んだタイミングで要に取り上げられたが?


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