5.
んで襲ってくる奴らを返り討ちにし、親衛隊結成の申し込みを断る日々が続き俺は萌えどころではなく疲れ果てていた。
そんな俺を見ていた湊が生徒会の親衛隊に入らないかって誘ってくれた。
湊も小柄で美人だったからそういう対象になる自分を生徒会の親衛隊に入る事によって守っていると言っていた。
親衛隊に入ればビッチと噂されて嫌われるし、3人くらいの集団で動けば襲われにくいとも言っていた。
あ、あと俺は首席だから親衛隊に入っていれば生徒会や風紀にも入らなくていい事も教えてくれた。
疲れ果てていた俺は湊の言葉に頷いた。
そしてあわよくば生徒会のイチャコラが見たいと思った。
風の噂で副会長と書記が付き合ってると聞いたことがあった。
もしかしたら2人がイチャイチャしてる場面が見れるかもしれない!!って。
その噂は嘘だったんだけどね。
まぁそんな感じで俺は親衛隊に入ったわけよ。
そして今は平和に学園生活を送れている…のかわからんが。
だって俺首席って理由で会長の親衛隊隊長だよ?目立つじゃん。
萌えの為に頑張ってるよ?一応ね?
「きゃー会長様今日も素敵ですね♪(お前はいつになったら彼氏を作るんだバ会長)」
「チッ、親衛隊邪魔だな、てか琉星お前今失礼な事考えただろう」
「えぇーなんの事ですかー?」
俺は見た目チャラ男だから猫を被ることにした。その方が色々と都合がいいことに気づいたからな。
自分で演技してて気持ち悪いからさぞ彼等も俺の事が嫌いだろう。
ふはは。
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