13.問題 ~より

13.前節/中節/後節

    ◆◆◆ 前節 ◆◆◆



━─━─ № 13-1 (1,878) ─━─━

  〖こく〗(カ五段動詞)


く】⚠  #2,067

 〈細長い物をゆるく握って引き動かす〉の意。

 転じて〈くたびれさせる〉〈だめにする〉〈やらかす〉の意。

 転じの意は〝乾燥させた稲からもみを落とすためにくとわらがくたびれること〟から。

 あとシモの話になるが、男性の自慰行為を「く」と言ったりするのは、どっかのおっちょこちょいが「く」を{く}と読み違えたのが始まりらしい……どうしてそんな間違えをしたのかは知らんけど、母ちゃんたちにはないしょだぞ。



━─━─ № 13-3 (1,880) ─━─━

  〖こきおろす〗(サ五段動詞)


ろす】⚠  #2,068

 〈ひどくけなす〉の意。



━─━─ № 13-5 (1,882) ─━─━

  〖かつぐ〗(ガ五段動詞)


かつぐ】⚠  #2,069

 〈肩にのせて荷を負う〉の意。

 転じて〈輿こしかつぐ〉の意。


かつぐ】⚠  #2,070

 〈輿こしに仕立てて利用するためにだまらかす〉〈冗談目的で真実のようなきょきこむ〉の意。

 こちらの意味で[かつぐ]と表記するのは字義不相応。



━─━─ № 13-7 (1,884) ─━─━

  〖ぐうのね〗(名詞)


ぐう】⚠⛏  #2,071

 〈悔しさによって漏れるうめき声〉の意。



━─━─ № 13-9 (1,886) ─━─━

  〖じくじ〗(名容詞)


じく】⚠  #2,072

 〈大変恥ずかしいさま〉の意。

 ともに{じる、じる}と読む。

 〈悔しい〉〈怒りを禁じ得ない〉等の意味で用いる例がよくみられるが、おそらくおんいんの印象からきていると思われるものの、完全に誤用。



━─━─ № 13-11 (1,888) ─━─━

  〖かさなる〗(ラ五段動詞)


かさなる】⚠⛏  #2,073

 〈積み上がる〉の意。

 こちらの意味で[かさなる]と表記するのは字義不相応。


かさなる】⚠⛏  #2,074

 〈くり返される〉の意。

 こちらの意味で[かさなる]と表記するのは字義不相応。


かさなる】⚠⛏  #2,075

 〈同様にものが複数そろう〉の意。

 こちらの意味で[かさなる]と表記するのは字義不相応。


かさなる】⛏  #2,076

 〈加重される〉の意。

 転じて〈念が押される〉の意。

 〔重〕は〈重量〉の意しか持たないのに、どうしてこの字に〈複数でかぶる〉の意を正式で持たせてしまったんだ。

 お父さんは悲しいぞ(


☞ 組成は〔かさる〕。


☞ 〔復〕〔複〕は異体字であるとされるが、うち前者は{てき}を含むことから〈経緯〉の意味合いを、後者は{ころも}を含むことから〈状態〉の意味合いを持つもので、別字ではないかと思われる。



━─━─ № 13-13 (1,890) ─━─━

  〖ひび〗(名詞)


ひび】⚠  #2,077

 〈硬質の物に入るれつ状損傷〉の意。

 転じて〈盤石であるべき関係におこる不和〉の意。


ひび】【ひび】⚠  #2,078

 〈肉体におこるひび〉〈あかぎれ〉の意。

 「あかぎれ」の組成は〔かがり〕で〈足のひびが切れたさま〉の意。


ひび】⚠  #2,079

 〈反復動作により生じるひびしわ〉の意。

 なお「しわ」は〈肉体表面に生じるしわ〉、「しわ」は〈布や紙の折れ目〉〈ひだ〉の意。



━─━─ № 13-15 (1,892) ─━─━

  〖ねたむ〗(マ五段動詞)


ねたむ】⚠  #2,080

 〈自分が持たないものを持つ者への憎悪〉の意。



━─━─ № 13-17 (1,894) ─━─━

  〖そねむ〗(マ五段動詞)


そねむ】⚠  #2,081

 〈自分が持たないものを持つ者への劣等感〉の意。



━─━─ № 13-19 (1,896) ─━─━

  〖ひがむ〗(マ五段動詞)


ひがむ】⚠  #2,082

 〈ゆがんでかたよった思考をする〉〈うっくつする〉の意。

 転じて〈持たざる事に起因したえんを漏らす〉の意。



━─━─ № 13-21 (1,898) ─━─━

  〖まつりごと〗(名詞)


まつりごと】⚠  #2,083

 〈領土や民を統治すること〉の意。

 語源は〔まつりごと〕で、〝かつてにおいてさいにより人心をまとめることで政治の役目も果たした〟ことによるが、起源当時においての「まつり」とは〈口減らし〉のことで、衆からの非難をそらすために神かり的な体裁が取られたものである。

 「いけにえ」とは〈口減らしのための犠牲者〉の事で、これに若い女性ばかりが選ばれるのは〝食べざかり〟かつ〝子も産み増やす〟からであり、その言い訳として神や怪物は乙女を好むとされたり、死の苦痛や恐怖をやわらげるためにいんとうな儀式がもよおされたりもたいが多用されたりもした。

 その血をささげる「まつり」も、あえて非現実的な所業を示すことで衆の感覚をせしめるもの。

 野蛮と言えばそれまでだが、安定して食糧を得れない状況で集団を生かすにはそれが最善手であったもので、せめて感謝を忘れぬよう〈祭事での犠牲者を神格化してたたえる〉ことを「まつる」と言い、これが「まつり」の語源である。

 神事というとどろなイメージも持たれやすいものだが、現実として彼らは宗教が無ければ生きていけなかった。

 ぼくらっていい時代に生まれたよね。



    ◆◆◆ 中節 ◆◆◆



━─━─ № 13-23 (1,900) ─━─━

  〖かどがたつ〗(成句・タ五段動詞)


かどつ】⚠  #2,084

 〈物のかどが目立ってさわる〉〈つのつ〉の意。

 転じて〈怒らせる〉〈わざとらしく示す〉の意。


かどつ】⚠  #2,085

 〈よい意味で取りする名目が出来る〉の意。

 転じて〈気をく〉〈注目を集める〉〈物事を正すためにけんを掛ける〉の意。


☞ 〔角〕の字義は〈つの〉〈つきでたもの〉、〔廉〕の原義は〈区画のすみ〉転じて〈すみずみまで行き届く〉であり、〔角〕に〈かどの内側〉の意はないため「かど」も本当は「かど」が正しい。



━─━─ № 13-25 (1,902) ─━─━

  〖たらたら〗〖だらだら〗(副詞)


たらたら】【だらだら】⚠  #2,086

 〈何かが続けざまに流れるさま〉の意。


たらたら】【だらだら】⚠⛏  #2,087

 〈何かが飽きるほど長々と続くさま〉の意。


たらたら】【だらだら】⚠⛏  #2,088

 〈しまりのないさま〉〈投げやりなさま〉の意。



━─━─ № 13-27 (1,904) ─━─━

  〖いらつく〗(カ五段動詞)


いらく】⚠⛏  #2,089

 〈不快感を抑えれず落ち着かなくなっている〉の意。


いらく】⚠✗  #2,090

 語義不相応のため遣うことをすいしょうしない。

 この表記では〈わずらわしい刺激が付着する(⁉)〉のような意となる。



━─━─ № 13-29 (1,906) ─━─━

  〖くつがえる〗(ラ五段動詞)


くつがえる】【くつがえる】⚠  #2,091

 〈ひっくり返る〉の意。

 転じて〈正しいとれていたことが間違っていたとてっかいされる〉〈打倒される〉の意。


くつがえる】✗  #2,092

 字義不相応のため遣うことをすいしょうしない。

 〔覆〕は〈つつむ〉〈かさねる〉の意。



━─━─ № 13-31 (1,908) ─━─━

  〖いわずもがな〗(成句・副詞)


不言いわずがな】⚠⛏  #2,093

 〈言わずに済めばいいのだが〉の意。

 転じて〈言うまでもない〉の意。



━─━─ № 13-33 (1,910) ─━─━

  〖つらつら〗(副詞)


つらつら】【つるつる】⚠  #2,094

 〈引っ掛かりなくすらすらと〉の意。


つらつら】⚠  #2,095

 〈途切れずに続き並べで〉の意。


つらつら】【つらつら】【つらつら】【らつら】⚠  #2,096

 〈深慮して〉〈念入りに物を見て〉の意。

 〔つらつら〕との原語を一字集約したものであるため{同の字点}は付かない。



━─━─ № 13-35 (1,912) ─━─━

  〖きべん〗(名詞)


べん】⚠  #2,097

 〈道理に合わない事を強引に正当化しようとする言葉〉の意。

 〈不当なべんろんや論法〉とも一般に説明されたりしているが、すじの通っていないものに〈物事の筋道を述べること〉の意の〔論〕という名称を割り当てることは〝お花畑のじょう繁殖()〟を招いて有害なので基本的に避けたほうが良いと思われる。


べん】⚠✗  #2,098

 語義不相応のため遣うことをすいしょうしない。

 この表記では〈疑わしい花びら(⁉)〉のような意となる。

 なお使用ひんのわりに常用の読みではない。



━─━─ № 13-37 (1,914) ─━─━

  〖ぶすめく〗⛏(カ五段動詞)


ぶすく】⚠⛏  #2,099

 〈有害性をまとう〉の意。

 [ぶす]の組成は「」であり、これは〈おやの周囲にいた〉転じて〈とりかぶと〉〈とりかぶとから採られたどく〉さらに転じて〈とりかぶと〉〈どく〉の意。

 なお〝とりかぶとの花がすみれに似ること〟から「とりかぶと」とも書かれるが、すみれはスミレ科、とりかぶとはキンポウゲ科と、それぞれ別種である。

 は砂糖ではないので食べてはいけません(何の話



━─━─ № 13-39 (1,916) ─━─━

  〖うやむや〗(名容詞)


胡撒然うやむや】⚠⛏  #2,100

 〈作為または看過によって物事がはっきりしないようになったさま〉の意。

 [うやむや]の語源は「ありなし」。


】⚠✗  #2,101

 語義不相応のため遣うことをすいしょうしない。

 この表記では単に〈有るか無いか〉の意となる。

 「ありなし」は〝半か丁か〟〝白か黒か〟などと同じ言いまわしで〈事実かきょかをはっきりさせよう〉との究明の意思を投げ掛ける感嘆語であり、当該語義には微妙にそぐわない。



━─━─ № 13-41 (1,918) ─━─━

  〖げんけい〗〖けいげん〗(サ変名詞)


げんけい】⚠  #2,102

 〈重さや負担を減らすこと〉の意。

 転じて〈量刑を軽くさせること〉の意。

 頭の{減}が動詞的漢字であることから動作を示すもの。

 〝量刑が確定していない段階ではまだ刑が存在しないので、確定後でないと刑は減じることができない〟との理由により、こちらの意味で[げんけい]と表記するのは字義不相応。


けいげん】⚠  #2,103

 〈重さや負担が減ること〉の意。

 頭の{軽}が名容詞的漢字であることから様子を示すもの。


げんけい】⚠  #2,104

 〈確定した刑が恩赦などにより後から軽くされること〉の意。



━─━─ № 13-43 (1,920) ─━─━

  〖となえる〗(ワア下一段動詞)


となえる】⚠  #2,105

 〈言葉を声にする〉〈主張を声にする〉の意。

 〝自説をとなえる〟など。


となえる】⚠  #2,106

 〈決まった文章をそらんじる〉の意。

 〝じゅもんとなえる〟など。


となえる】⚠  #2,107

 〈名前や名目を主張する〉の意。

 〝リベラルをとなえる〟など。



━─━─ № 13-45 (1,922) ─━─━

  〖うつけ〗(名詞)


うつけ】⚠  #2,108

 〈中身なくぼんやりしているさま〉の意。

 転じて〈間抜けなさま〉〈愚かなさま〉の意。

 組成は〔うつ〕なんだけど空気っておい。

 なお「うつ」「うつ」「うつ」の語源は〔つ〕。

 「たわけ」と混同されがちだが、こちらは元々〈乱れた姦通〉をそうったらしく、一説によれば〈近親相姦〉〈獣姦〉などの性禁断を指す言葉だともされており、そこから転じて〈ほうとう〉〈らち〉〈〉〈〉の意にまで至ったと考えられる。

 ほか、古語的には「れ」「じゃれ」は〈お遊び〉、「あざれ」「あじゃれ」は〈悪ふざけ〉、「たわむれ」は〈色遊び〉、「そぼれ」は〈おしゃれ(おしゃ)〉の意となっており、あるいは昔の時代には〝色事しか遊びというものが無かった〟のかもしれない。



━─━─ № 13-47 (1,924) ─━─━

  〖りくつ〗(名詞)


くつ】  #2,109

 〈筋の通った論理や道理〉の意。

 〔窟〕は〈⦅人の⦆集まる所〉の意。

 こちらの意味で[くつ]と表記するのは字義不相応。


くつ】  #2,110

 〈ばかりにかたよること〉〈強引につじつまを合わせた〉の意。

 語源は〔くつ〕であり、{屈}は当て字で語義自体には関係ないものの、当該語が本来のものとは別の意味でも通用しているため、その意味によって遣い分けることを提案するもの。

 〝理屈は〈理論が高じてうっくつすること〉という意味だから基本的に悪い物なのだ〟と説かれる場合があるが、これは「{屈}という当て字」という間違った前提で展開されている理たんしてしまっている。

 くつとは前提条件や処理過程を間違えると結論も間違うものであり、このように〈前提や過程に誤りが存在するせいで誤った結論が導かれること〉を「びゅう」とう。

 なおITの世界ではこれを〈お邪魔虫〉の意の「bugバグ」と呼ぶが、それは〝機械に虫が入り込むと不調をきたすゆえ、機械の不具合をそう呼んだ〟ことに由来し、IT分野はっしょうい回しではないとされる。



━─━─ № 13-49 (1,926) ─━─━

  〖まんえん〗(サ変名詞)


まんえん】⚠  #2,111

 〈植物のつるが延びて広がること〉の意。


まんえん】⚠  #2,112

 ⦅多くはよくないものが⦆〈広まること〉の意。



━─━─ № 13-51 (1,928) ─━─━

  〖だいなりしょうなり〗(副詞)


だいなりしょうなり】⚠⛏  #2,113

 〈程度の大小にかかわらず〉〈程度の差こそあれ〉の意。



━─━─ № 13-53 (1,930) ─━─━

  〖あんたん〗(名容詞)


あんたん】⚠  #2,114

 〈薄暗いさま〉〈暗く陰気なさま〉の意。

 転じて〈見通しが立たずに希望がもてないさま〉の意。

 なお[たん]は〈薄い〉〈静か〉の意。



    ◆◆◆ 後節 ◆◆◆



━─━─ № 13-55 (1,932) ─━─━

  〖ものすごい〗(形容詞)


ものすごい】⚠  #2,115

 〈気味がとても悪い〉〈とても怖ろしい〉の意。〈物におののきを感じる〉が原義。


ものすごい】⚠⛏  #2,116

 〈程度がはなはだしい〉の意。〈程度にせんりつを感じる〉が原義。



━─━─ № 13-57 (1,934) ─━─━

  〖はぶる〗(ラ五段動詞)


る】⚠  #2,117

 〈翼をはばたかせる〉の意。

 古くには「はばたく」の事をこうった。

 〝羽振りが良い〟は〈はばたきの勢いが良い〉の意。


はぶる】⚠⛏  #2,118

 〈なげすてる〉〈なげうつ〉の意。

 転じて〈仲間はずれにする〉の意。

 「ほうる」「ほふる」「ほうむる」の語源。


はぶる】⚠✗  #2,119

 必ずしもとうでない意味合いを含むため[はぶる]を遣うことをすいしょうする。

 〔省〕は〈明らかにする〉〈かえりみる〉転じて〈過ち〉さらに転じて〈間違いをせめる〉〈間違った部分をはぶく〉またさらに転じて〈間違いをせめる役〉〈役所〉の意。


る】⚠✗  #2,120

 根拠の説明が成っておらずしんぴょう性が低いため遣うことをすいしょうしない。

 〝〔むらはち〕が起源であり「はち」とは地域生活における十の共同行為「冠、婚、葬、出産、病気、建築、水害、火事、年忌、巡礼」のうち「葬、火事」を除いたもの〟と説かれるもの。

 しかしそういう制裁措置を指すなら「八分断ち」や「村二分」のような形の語が存在しないの不自然だし、そもそも地域生活で肝要な共同行為を厳密に数えるなら十では到底収まらないはずで、そんな定義が存在したという証拠もみられない。

 むしろ〝「むらはち」とは〔むらはぶ〕のこと〟、かつ〝[]はよくあるタイプの当て字〟と解釈したほうが自然かと思われる。



━─━─ № 13-59 (1,936) ─━─━

  〖こらえる〗(ワア下一段動詞)


こらえる】⚠  #2,121

 〈痛みをがまんする〉〈衝動に耐える〉の意。

 なお〔怺〕は国字であり、当該語に〔堪〕の字がふさわしくないために作られたものと思われる。


こらえる】⚠✗  #2,122

 語義不相応のため遣うことをすいしょうしない。

 この表記では〈盛り上がった土地を得る(⁉)〉のような意となる。

 〔堪〕は〈盛り上がった土地〉の意。



━─━─ № 13-61 (1,938) ─━─━

  〖てづま〗(名詞)


づま】⚠  #2,123

 〈つまが演じるような小手先の芸〉の意。

 転じて〈奇術〉〈手品〉〈小物めいた人をだまらかす遣り口〉の意。



━─━─ № 13-63 (1,940) ─━─━

  〖もろもろ〗(副詞)


もろもろ】【もろもろ】【もろもろ】【ろもろ】⚠  #2,124

 〈さまざまのもの〉〈多くのもの〉〈比較の観点で種々それぞれなさま〉〈均質でないさま〉の意。

 〔もろもろ〕との原語を一字集約したものであるため{同の字点}は付かない。


もろもろ】⚠  #2,125

 〈やわらかく崩れやすいさま〉の意。



━─━─ № 13-65 (1,942) ─━─━

  〖あべこべ〗(名容詞)


逆相然あべこべ】⚠⛏  #2,126

 〈順序や関係がひっくり返っていること〉の意。


】⚠✗  #2,127

 語義不相応のため遣うことをすいしょうしない。

 [逆相然あべこべ]の組成であるが、この表記では「」同様に〈ひっくり返る〉の意味合いを含まない。



━─━─ № 13-67 (1,944) ─━─━

  〖おちょくる〗(ラ五段動詞)


ちょる】⚠⛏  #2,128

 〈からかっていじりたおす〉の意。

 ありがとう、いい語感です(



━─━─ № 13-69 (1,946) ─━─━

  〖あせる〗(ラ五段動詞)


あせる】⚠⛏  #2,129

 〈事が思い通りに運ばないせいで気がいてゆうを失う〉の意。

 組成は〔る〕。


あせる】【あせる】⚠✗  #2,130

 字義不相応のため遣うことをすいしょうしない。

 〔焦〕は〈こげる〉〈焼き付く〉の意。

 〔汗〕は解説必要?(汗)



━─━─ № 13-71 (1,948) ─━─━

  〖てづから〗〖てずから〗(副詞)


づから】【ずから】⚠⛏  #2,131

 〈自分の手で〉〈みずから〉〈じきじきに〉の意。



━─━─ № 13-73 (1,950) ─━─━

  〖わづか〗〖わずか〗(名容詞)


わづか】【わずか】⚠  #2,132

 〈ごく微量〉〈ほんのすこし〉の意。


わづか】【わずか】⚠  #2,133

 〈能力の劣った〉〈他者より控えた〉の意。

 まあ転じて〈わづか〉の意とも取れるけども、別途それそのものの〔纔〕があるわけでしてね……。

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