若者は不便を求める、について

 今のテレビで若者のレコード人気について報道があった。

 若者は不便を求めるというパワーワードがあって少し反応した。


 自身の都合を考えれば、Spotifyが自動で作った紋切りのプレイリストがあまりにもゴミだったから、というのがある。同じ曲ばっかり入れて、新しい曲を紹介しようとしない。今のガキにはプラスチックラブをずっと聞かせていればいいんだ、とでもアルゴリズムが判断しているYouTubeも同様。山下達郎が聞きたい訳じゃない。シティポップだとか、サビのない洋楽だとか、んなつまらないものは聞きたくない。

 スキップすりゃいいなんて言うが、わざわざスキップさせるようなつまらない曲を流すんじゃない。リラックスのための音楽でいらつくなんてことは本当にムダ。

 その結果が、自分で完璧なプレイリストを作成すること、もしくは既販のアルバムをそのまま聞くこと。そのアルバムが一曲しかいい曲がなかったり、極端にやな曲が入っていたときはパソコンに取り込んでCDを焼く。


 幸いなことに、まだまだAIは能無しなため、当分は自分で判断ができるということでもある。

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