栞
ここで待ってくれていたのか
校門の前とか駅の改札口でするみたいに
待ってくれていたのか
実生活でそんな体験 ほとんどなかった
だからこそ今かなり感動している
待ってくれていた なんて
いや その前に謝ろう
待たせてごめん
そしてこれからも
また待たせると思う
ときどき 会う
途中で 会う
ずっと顔をつけ合わせているわけではない
ずっとそばに居てくれるわけではない
栞と本は
付かず離れず
栞と僕は
付かず離れず
次に会う時は
僕も少しはマシになっているかな
少しは学んで成長しているのかな
不意の再会も悪くないね
2021.7.22
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます