第一話「赤い傘」~漫画原稿6of18「大阪市立中央図書館」~
2022/02/16改訂
ここに漫画タイトルや作者名を乗せる
「ゆめのかいし ~第一話 赤い傘~」
海市の意味が分かるようにサブタイトルを入れる
in Kaishi, the Lost Souls Distination.
~大阪市立中央図書館~
6ぺージ目(一面のコマを使う見開きページ)
ウロツキのナレーション
「私の母さんは、ネットでは"マドツキ"と呼ばれてる」
「以降は本名じゃなくて、YNネットロアで生まれたミームの呼称を使うね」
マドツキ
「…」
カリカリ…
図書館の机で勉強をしている
机の上のノートには、3つの本がある
1つ目はインディアンのシルバーアクセサリーの本、そのサンフェイスとレインクラウドの模様をノートに書いている。特徴的な閉じた目の形や海月のような雲の形を絵で覚え書きしている。
それをユタ州、コロラド州、ニューメキシコ州、アリゾナ州など、ホピ族やナバホ族のプエブロ系やフリーモント族の岩石に書かれた宇宙人のようなペトログリフと特徴が一致するか分析している途中だ。
2つ目はマチュピチュ遺跡の写真集について、その四角い窓の意味を調べている、どうやら種蒔きの時期に神官が光を浴びるらしい、太陽観測に使われる窓だ。
3つの窓がある外の広場と、1つの窓しか無いミイラの墓所など。場所ごとの窓の使われ方を調べている。
3つ目はフランクウォーターズの著書、ホピの書、ここに書かれた文献にある洞窟に暮らしていた昆虫のような見た目の地底人を調べている。その地底人が描かれた壁画があるか調べているが、なかなか手掛かりが得られず悪戦苦闘している様子だ。
氷河期のときに先住民を洞窟にかくまって救ったらしい、それがのちのキバと呼ばれる穴の掘った祠になったそうだが、先住民から白人への口頭伝承のため、それが真実かどうかは分からない。
研究に没頭していたら、いつの間にか掛け時計は夜7時をさしている
マドツキ
「7、7、7だ、なんか良いことありそう…」
司書のいる棚には三角状の日付カレンダーがあり
日付パネルの板は、「木」「07月」「07日」とセットされている
夏休み前の学校の課題の片付けに追われているのか、作文用紙が散乱していた
――まだ夏休みは数週間先というのに、なぜ読書感想文のために先行して書いているのか?
マドツキはマヤ文明やインカ帝国の歴史が好きな、俗にいう歴女、オタクの好きなこととこれから夏休みが来るとき絶対に読書感想文が課題になるため、マドツキは自分の趣味を書きまくれるため、すごく楽しい気分なのだ。
だから「7、7、7だ、なんか良いことありそう…」と時間を忘れるほど趣味に没頭していて本当に楽しくて仕方ない。
つまり、そういう感じだ。
2022/02/04旧版
ここに漫画タイトルや作者名を乗せる
「ゆめのかいし ~第一話 赤い傘~」
海市の意味が分かるようにサブタイトルを入れる
in Kaishi, the Lost Souls Distination.
~大阪市立中央図書館~
6ぺージ目(一面のコマを使う見開きページ)
ウロツキのナレーション
「私の母さんは、ネットでは"マドツキ"と呼ばれてる」
「以降は本名じゃなくて、YNネットロアで生まれたミームの呼称を使うね」
マドツキ
「…」
図書館の机で勉強をしている
机の上のノートには、3つの本がある
1つ目はインディアンのシルバーアクセサリーの本、そのサンフェイスとレインクラウドの模様をノートに書いている。特徴的な閉じた目の形や海月のような雲の形を絵で覚え書きしている。
それをユタ州、コロラド州、ニューメキシコ州、アリゾナ州など、ホピ族やナバホ族のプエブロ系やフリーモント族の岩石に書かれた宇宙人のようなペトログリフと特徴が一致するか分析している途中だ。
2つ目はマチュピチュ遺跡の写真集について、その四角い窓の意味を調べている、どうやら種蒔きの時期に神官が光を浴びるらしい、太陽観測に使われる窓だ。
3つの窓がある外の広場と、1つの窓しか無いミイラの墓所など。場所ごとの窓の使われ方を調べている。
3つ目はフランクウォーターズの著書、ホピの書、ここに書かれた文献にある洞窟に暮らしていた昆虫のような見た目の地底人を調べている。その地底人が描かれた壁画があるか調べているが、なかなか手掛かりが得られず悪戦苦闘している様子だ。
氷河期のときに先住民を洞窟にかくまって救ったらしい、それがのちのキバと呼ばれる穴の掘った祠になったそうだが、先住民から白人への口頭伝承のため、それが真実かどうかは分からない。
研究に没頭していたら、いつの間にか掛け時計は夜7時をさしている
マドツキ
「7、7、7だ、なんか良いことありそう…」
司書のいる棚には三角状の日付カレンダーがあり
日付パネルの板は、「木」「07月」「07日」とセットされている
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