第32話 マンション管理業務主任の更新時期になりました。

 管理業務主任者証の有効期限が、来年の3月に近付きました。

 マンション管理の仕事に従事する予定はありませんので、更新する必要もないのですが、一応、人生何があるかわからないので更新の準備を始めました。


 当時は、マンション管理士と管理業務主任の2つの試験を受け、2つ同時に合格を狙いましたが、大本命のマン管の試験には落ちてしまいました。


 マン管の試験に合格して、自分で事務所を開こうかとも考えましたが(元手が何もいらないため)、マン管の資格で食べている人がほとんどいない現状を知ってからは、試験に落ちたのもあり、マン管の勉強をやめました。


 うまくいけば、市役所がらみで、マンション管理に関する仕事をもらえるらしいのですが…。その保証もなく…。やり遂げる根性もなく…。


 管理業務主任の更新には約1万円くらいかかるので痛い出費ですが、芸が身を助けることもあると思いますので一応更新することにしました。


 管理業務主任の他には、中学教員数学1級、高校数学教員2級、宅地建物取引主任、危険物乙種4類の資格を持っています。


 今はガソリンスタンドも、セルフが多いので、事務所の中で給油確認許可スイッチ・ボタンを押すだけなんですよね。


 一時期、副業として、ガソリンスタンドを選択しようとしたのですが挫折しました。深夜、誰が事務所に入ってくるかもわかりませんし、お金のあるところは、深夜、物騒ですしね…。


 英検は4級(中学1年か2年で取得)柔道2級、珠算(そろばん)3級です。 

 ちなみに電気系、機械系、日曜大工、車などのメカニック、パソコン系の機械モノは大の苦手です。中学で学習する技術、美術レベルは得意でしたが、それが専門になると、まったくの、ちんぷんかんぷんです。


 学業でいうと、数学、理科系が得意かな。

 大学時代、数学科に在籍しましたが、応用数学は苦手で、純粋数学の代数学(アルジブラ)をゼミで専攻しました。


 大学を卒業して初めて入社した会社は、大学教授の推薦で、当時、渋谷に本社があった、中堅のコンピューター会社。そのシステム・エンジニアとして採用され、わずか2週間で退職しました。


 SEは、その苛酷な労働条件から、ノイローゼになる人が多いと、あとから聞きました。早目に辞めて正解だったなと思います。しかしその一方で、教授に迷惑をおかけしたことは、今思うと失礼だったなと思います。


 無理無理、成績がドベだった私を日大つながりで、コネで採用してくれて、しかも幹部候補として社内研修では班長として扱ってくれた。私は、そういう人の気持ちを無駄にするところが、欠点であり、短所だなと思う。


 朝5時に起きて、5時半出社。

 帰宅するのは夜の10時半くらいで、新しく覚える単語の復習を深夜、念仏を唱えるように行い、寝るのは早くても夜中の12時を回っていました。風呂場で眠ってしまい、ぶくぶく泡吹いて溺れかけたこともありました。


 そんな生活に耐えきれず、あえなく2週間で撃沈、自己都合で退職しました。

 後先まったく考えず、それから転職クセがついてしまったように思います。


 大学時代のアルバイト経験、4~50のアルバイトも、今になって思うと、いい経験だったのか、悪い経験だったのか、よくわかりません。本を書くには、とてもいい経験をしたと思いますが、転職クセを身につけてしまったので現状を見極めることが出来なくなってしまい、絶えず、青い鳥症候群に陥っていたようにも思います。


 もっと良い条件の会社が他にあるんじゃないか、企業の人を扱う非情さや、矛盾、ダブスタ気質を目の当たりにしてしまうと、元来一本気な性格が災いしてしまって、矛盾を受け入れることすらできなかった。よく言えば純粋なのですが、今思えば、もう少し大人になって、ずるく立ち回るべきだったと思う。


 会社に長くいれば、その期間に応じ、それ相応のポストを得るのが世の常です。当時、まだ30代の頃は、その現状がよく飲み込めずにいました。いつでも、どんな環境でも、競争して負けない自信があったし、事実、営業の世界では常に結果を残していましたので、少しでも会社に納得いかないことがあれば、自分が去って、新天地を見い出すだけだと当時は思っていました。その繰り返しが今になっています。


 振り返れば、大学の授業は高度すぎて、イミフな連続でした。授業がつまらないので、アルバイトばかりしていて、気付けばお金持ちになりたいと思うようになっていて、教員の夢を捨て、起業家を目指していました。


 数学を得意としたのは高校の微分積分、数Ⅲくらいまでですかね。大学の授業は、教育学、心理学の授業を除いて、退屈な講義が多かったです。


 大学2年頃でしたか、日芸に転校したないと思うようになり、漠然とですが資料を集めたことがありました。その頃は、雑誌編集者に憧れがあり、しかし試験科目がバリバリの文系なこともあり、夢を断念した経緯があります。


 大学4年の就職時には、給料がメチャ高い、一流企業の集英社、講談社に何をとち狂ったか履歴書を送りましたが、やはりというか当然というべきか、書類選考で、速攻、はねられました。


 日本大学では、余程のコネがないかぎり、一流企業には入社できませんし、かといって即戦力としての実績があるわけでもないので、成績表も下の下でしたし、私が採用側でも多分、自分みたいな学生は採用しないと思いますが、当時は至って真剣に、雑誌編集者になりたいと思っていました。


 今、もう一度、人生をやり直せるなら、心理学を専攻して、医療従事者を目指したかったなとも思います。でも心理学科も文系なので、入試テストの科目が不出来で、たぶん入学できないだろうなとは思います。


 大学では、ありあまる時間、人生経験を買ったように思いますので、人脈は残せませんでしたが、有意義な生活を送れたなと思います。


 国語、社会などの暗記系は、中学時代から高校も含め、大の苦手です。

 記憶力、暗記力、文章の読解力は多分、人並み以下だと思います。


 東大、早稲田、慶応卒業の人とは、たぶん同じモノを見ても、根本的に、まったく違う理解をしていて、見える世界が異なると思いますので、それを思うと教育って、とても大事だなって改めて思いますね。


 KDP作家の書く文章では、牛野小雪さん押しで、山田佳江さんのフラットな、嫌味のないスタンス、ツイッターも好き。個人的には山田さんの顔が結構ツボで、好きかな。子煩悩なところも、文学少女的なところも、私の理想に近いです。


 KDP作家で非凡な才能をメラメラと発揮する、バル子とは、ここにきて縁が切れてしまいしたが、かつてはイラストを4件発注し、請負した間柄でもあります。忌川タツヤ氏は、私の恩師にあたる人で、私をKDP界隈で、一躍有名にしてくれた人です。縁の下の力持ち的な印象が強いです。

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