第19話 見違えるように文章が上達したKDP作家。

見違えるように文章が上達したKDP作家。

私には3人の顔が思い浮かぶ。

3人とも不思議と顔出ししてるんですよね。

顔出ししたほうがいいのかしらね?


さて、まず最初に上から目線でごめんなさい。

先に謝っておきます。


でもね、ほんと本を読んで、

ちょっとびっくりしたというか、

少し焦りました。


成長が止まった自分と、

躍進中の彼女ら…。

彼女たちが一皮むけたと感じた作品、

そう感じた点をあげます。


①丸木戸サキ氏

表紙のキレイな 『水槽の人魚』 を読んだときは、

正直、なにも感じませんでした(ごめんなさい)


でもね、【タロット本 旅人(愚者)】を読んだとき、

これだって思いましたね。

ネズミ小僧じゃないですけど、びびびと来た。


氏の真骨頂というか、本の内容もおもしろく、

プロ作家が書いているような文章で、しかも人生を感じさせる余裕を感じた。


彼女は、一皮むけて、別の次元に旅立ったのかな、

自分ではそう思っています。


②晴海まどかさん

彼女がエントリーした月天の作品を読んだとき、

本の導入部分で、きらっと光るものを感じました。


ほんとね、優れた作品というのは、

本の導入部分を読んだだけでわかるっていうね。

まさにあれです。


お侍さんがね、刀を持つ構え、わらじのすり減り方で

手だれかどうかわかるという、

まさにそんな感じです。


おぬし、なかなかやるな。

そう思いました。


彼女の本は以前、『来たれ! ハマ東マンドリン部』で

読んで少し知っていたので、

いよいよ彼女も開眼(アイオープナー)

したのかという思いで読みました。


後日、米田淳一さんも群雛掲載号で、

一皮むけた晴海さんに遭遇していますので、

彼女が達観したと感じたのも、私ひとりではないようです。


いよいよ彼女も別次元に向かおうとしているのか?

彼女もたくさん本を読んでいますしね。


③最後に、奏ちよこさん

彼女の作品はTrouble Kixxで少し知っている程度でした。


彼女の作品に驚いたのは、エブリスタ殺人事件の文頭を

読んだときでした。


文章の出だしで、もうすぐに彼女の力量が

数段、今までと比べものにならないくらい

アップしていることが頷けました。


自分にはわからなくても、人が読んで、

今までとは何か違うな。


一皮むけたな、達観したな。

そう思えるターニング・ポイントを意識しました。


えらそうに書いてしまいましたが、正直に書いた方が、

興味を持っていただいた方に、わかりやすいと思って

あえてオブラートに包まず、感じたままを書きました。


まだ自分は一皮むけた。今までの作品と作風が違っている、

そう言われたことがありませんので、まだその域まで

達していないようです。


まずは書いて書いて書きまくること。

そして他の人が書いた優良な作品を

たくさん読むことなのかなと思いました。


でも目がついていかない。

読書すると、目がしょぼしょぼしてしまって、

目が見えなくなってしまうんです。


まずは飛躍したKDP作家に乾杯。

彼女たちの背中を見失う前に、

自分もゾーンに到達したいと思います。

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