　ディリオス……刃黒流術衆の将。物質にエネルギーを与えたり流し込む能力者でエネルギーを与えた分だけ自由自在に物質を操る事が出来る。多様性が高い能力者。ヴァンベルグ君主国の悪魔を倒したあとイストリア城塞に戻った。攻防一体系操作型能力者。現在の技名は“憤怒（ふんぬ）の龍の雄叫び”、“虎王の咆哮（ほうこう）”

“蝙蝠の舞”、“黒鷹の狩り爪”、“守護神の竜巻”、”縦の剣舞”

　リュシアン・ギヴェロン……吸収系譲与型能力者。彼の能力は右手で生命精神エネルギーを吸収する能力者で石など不活動な物からも吸収できる。自分の限界点以上は吸収は出来ないが、左手で生命精神エネルギーを物質や人に与える事ができる能力者である。苗など生命がある物にエネルギーを与えると一気に大木になり、逆に石や大木にエネルギーを与え続けると石は崩れさり、大木なら成長途中であればさらに伸びるが、上限まで成長している場合は逆に朽ち果てる。鉄なら脆くなる。人間に対しても同様である。

　カミーユ・アヴェン……能力反撃系上乗せ型能力者。相手の攻撃力に自らの力を上乗せして反撃できる能力者で仮に相手とぶつかり合い続ける限り力はどんどん蓄積されていく、一度でも離れたらその力しか乗せることができないが蓄積の上限は無い。攻防一体型でもあり、敵の強さによっては恐ろしい能力を発揮できる。ディリオスはロバート王の予知夢の中の一つに熟慮してカミーユの能力しかないと決断した。旅に連れていくのは彼に実戦で慣れさせるため行くことになった。

トレヴァー・オルコック……男。特殊系能力者。石や鉄、土などを一瞬だけ液体にして相手にはめてしまう能力者。天使を捕獲していた人物でボスのアイロスと連携してドークス帝国に天使や悪魔を売っていた。