02 はじめての戦闘

それから3年半魔法の訓練をしてきた。



□□□□□□



「ロベル。お前の魔法の適性は土と光のようだ。だから光の訓練から始めようと思う。それでいいか。」


 この人は俺の父さん、ライト・クライエットだ。


「もちろんです!」


 それから1年。光魔法の訓練をしてきた。そして、最難度の光魔法、〈兆治癒光メガヒール〉を使えるようになった。

 それから土魔法の訓練をすると思ったら、無詠唱魔法の訓練をすると言われた。聞いたときは驚いたものの、前世で知っているアニメの作品を思い出して、当然かと納得させた。

 さらに半年経って、無詠唱でもできるようになって、


「よっしゃ、やっと土魔法の訓練だー!」


「そうですね。」


 ちなみにこの人はマイル・ミリスエット、勇者の子孫だ。魔法の適性は火と光だ。

 つまり土魔法を教えてくれる人が来るってことだ。


 それから、土魔法の訓練に9ヶ月、火を選んだので火魔法の訓練に9ヶ月、風を選んだので風魔法の訓練に6ヶ月経った。


 飛行魔法が使えるようになったので、ちょっと家から抜け出して、魔物に対して魔法を使ってみるか。



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 魔物のいそうな森にやってきた。


「魔物はいるかな〜」


 10分程度探していたらスライムを見つけた。コイツは魔法を使うまでもないのでスルー。

 今度こそ良い魔物がいた。ゴブリンだ。最初は火魔法の1番簡単な〈火球〉を当ててみる。


「流石にこれだけじゃ倒せないか」


 今度は〈火炎弾〉を当ててみる。流石に倒せた。

 次は風魔法で倒そう。


 またゴブリンにあった。うーん、そういえば風魔法は攻撃に使えるのが少ないんだよな。

 よし。ゴブリンを落下死させよう。斬撃的なものを飛ばしたいが、血が飛び出るところは見たくない。


「たまや〜」


 落下させた後のはねる血のことを忘れてゴブリンに近づいたせいで、吐きそうになった。光魔法で抑えたけど。

 この後、ゴブリンを50弱倒して帰ることにした。魔物には魔石が体の中にあるらしいが冒険者でもないし、まず死体に近づきたく無かったからだ。


 そして、3週間に1度この森に行くようになった。水魔法を使えるようになったときは、水魔法の実験をした。

 後、1回だけ森を火事にしかけた。



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余談


 剣を使ってみたくなったので剣を作ったときの話(試作品1号)


 今日は剣を鉄で作ることにする。流石に日本刀みたいにはしない。いつかは作りたいけど。持ち手の素材は購入済み。いつかとんでもない重さの剣を作りたいから、持ち手の素材は買わなくなるときが来るだろう。

 切れ味はゴブリンを厚紙を切るような感覚になるくらい。

 そして10個くらい作って完成とした。

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