第51話 プロローグは終わる
「…………あいつ等、何してんのかなぁ」
大怪我をして2週間が経った。俺は個人病室から、お爺さんとお婆さんがいっぱいの大部屋に移され、1人の入院生活を続けている。
顔の青痣が薄くなるほどの時が経ったが、あの3人はあれから見舞いに来ていない。スマホで連絡は取っているが、その返信は
「はぁ……」
大きなため息をついて、病室の窓から外を見る。空は雲一つない快晴。俺の心情とはまるで真逆であり、天に唾を吐きつけたくなった。吐いた唾は、そのまま馬鹿で間抜けな俺に落ちてくるのだろうけど……。
「……寂しい」
誰か見舞いに来て欲しい……。
「えー? せっかく、私が隣のベットになったのにー??」
馴染みのある声に、俺は反射的に振り返った。
隣のベットは空いていたはず。今日、入ってくる予定の患者がいるため、ここ何日かは誰もいなかった。
「や、やっほー! なんか久しぶりだねー、陣内!!」
俺の隣のベット。そこに居たのは、セミロングの金髪にパーマをかけたゆるふわな女。
「ね……ね……ね……」
患者着を身に纏い、右肘に包帯を巻いた彼女は朗らかに笑っていた。
「猫屋っ!!?? な、な、何で!?」
「ちょ、ちょ、しぃー……!! 病室で大声はダメだってー……!!」
猫屋は指を立てて唇の前に置き、声量を控えるようにジェスチャーする。
俺はすぐさま口を閉じた。彼女の言う通り、病室で大声はよくない。
「お、お前、その腕………」
「あー……これねー」
猫屋がなぜここに居るのかは分からない……だが、その入院理由はすぐに察しが着いた。
恐らく、彼女は黒羽にお礼参りをした。彼女たちの性格なら絶対にやる。そして猫屋は報復に、壊れかけの右を使った。
大きなギブスを腕にはめた猫屋。……その怪我は間違いなく俺が原因でできたものだった。
「ね、猫屋、ご、ごめ──」
「はーい、ストップ」
猫屋は立てた人差し指をそのまま俺の口に当てがった。
「っ!」
「えっとさ……謝るのは止めてほしーなーって……」
猫屋はそう言って優しい微笑を浮かべて、ゆっくりと俺の唇から指を離した。
「………………………………」
「………………………………」
猫屋は何も話さない。俺も彼女に言葉を遮られたため、何も話せない。……言葉を交わさず、2人の視線だけが宙で交わっていた。
「あ、あーー……」
猫屋は視線を俺から外して、意味の無い声を出した。
「あ、あれだよねー!! 私のかかりつけのお医者さんがー、まさか陣内の叔母さんの旦那さんだったなんて……!! 世間は本当に狭いって感じだよねーー!!」
「………………え?」
彼女は突然、松姉さんの旦那さんの事を口に出した。斎賀
「た、竹行先生って、わ、私のお父さんのー、高校時代の後輩なんだー!! し、知ってたー? 私の肘の手術って、竹行先生がやってくれたんだよー?」
「…………へ、へぇ、そうだった……のか」
「う、うん。そーいう感じー……」
……なるほど。猫屋が俺が入院している病院で間隣のベットになった理由がよく分かった。
松姉さんと、夫の竹行さんには、本当に全てを話した。俺の過去と体質、前賃貸での器量試し騒動の際に俺が松姉さんについた嘘についてもだ。
松姉さんは俺に甘い。事情があったのなら仕方がないと、俺の嘘を全て許してくれた。俺の親を心配させたくないという気持ちも尊重してくれて、両親にも今回の事を詳しくは報告せずに頼みを受け入れてくれた。……その時、竹行さんも素直に協力してくれたのは、猫屋のお父さんと面識があった事が関係しているのだろうか? その善意のついでに、入院した猫屋を俺の隣のベットになるように配置してくれた……?? どうしよう……斎賀夫妻に一生かけても返せそうにない恩ができた。
「………………………………」
「………………………………」
猫屋がここに居る経緯は理解できた。しかし、まぁ、なんというか……
((き、気まずっ……))
え、あれ、俺、猫屋と普段どういう風に話してたっけ? 賃貸が火事を起こしてからはほとんど一緒に生活していたはずなのに、まるで初対面の人のようによそよそしくなってしまう。理由は分かる。俺がやった雑で穴まみれの復讐のせいだ。
自分事ながら、何が『結構よくできた悪だくみだったな』だよ。恥ずかしくて死にたくなるわ。何も役に立てなかったポンコツ。……その癖して、猫屋と何を話せばいいんだ?
「そんな顔しないで」
猫屋が俺の顔色を伺って気を遣ってくれる。どうやら暗い気持ちが表情に出ていたようだ。クソ馬鹿か、俺は。
「…………あぁ、そうだな、悪い」
「あ、謝るのはダメって言ったじゃーん。陣内のしてくれた事は、その……凄く嬉しかったんだから」
頬を左手でポリポリと掻きながら、気恥ずかしそうに猫屋はお礼を言ってくれる。
……そりゃ、優しいお前はそう言うに決まってる。俺を気遣って、自分が負う必要の無かった傷を受け入れ俺に優しくしてくれるだろう。
「礼なんてやめてくれ。結局、俺は何も──」
「卑屈になるのも禁止ーー! 今回の事件の発端はそもそも私な訳だし……」
猫屋は申し訳なさそうに下を向いた。
「……そう言うなら、猫屋も謝罪禁止な。あれは俺が勝手にやった事だ」
俺は結局、自分の為だけに動いてしまった。猫屋にお礼や謝罪をされる筋合はないはずだ。
「じゃあ陣内も、感謝と謝罪は禁止でー」
猫屋は俺の間抜けな失敗を無かった事にしてくれるらしい。
「ならお前もその辺りの行為は止めてくれ」
「それなら陣内は文化祭の事を借りになんて思わないよーにしてね」
「あぁ……お前も、恩返しとか、罪滅ぼしとか、そういった感情を持つなよ」
「………………そう言うならさー、陣内は怪我が治るまでお酒禁止」
ん?
「……なら猫屋も怪我が治るまで煙草禁止な」
「……禁酒に追加でー、煙草もギャンブルも全部禁止にしてねー」
ん??
「お前は退院するまで辛い物は食べるなよ。あんな劇物は、絶対に身体に悪いからな」
「陣内も甘い物はダメだからねー。糖尿病になっちゃうからー」
「……目に悪いから、ゲームとスマホもだめな」
「テレビも見ちゃだめだからねー?」
「会話禁止」
「呼吸きんしー」
「「……………………」」
何というか……俺…………こんなやつの為に頑張ってたっけ??
「陣内!! 今回、ちょーっと頑張ったからって調子に乗りすぎじゃなーい!? そんな大怪我して、皆を心配させたくせにさー!!」
「お前こそ、なんだその怪我!! 痛々しすぎて直視できるか!! 俺が何のために身体を張ったと思ってんだよッ!!」
「はいはい、それに関しては本当にありがとうございましたーー!! 陣内様のお陰でー、なんか色々と吹っ切れられたよ、バーカ!!」
「テメェ、その言い草は何だボケ!! 人が心配してやってるんだからもっと慎みを持ちやがれ!! 張ったおすぞ、この辛党ヤニカス女!!」
「あぁん!? 陣内ごときが私に喧嘩で勝てると思ってんのー? 片腹痛いわ、この糞アル中!!」
「力なら俺の方が絶対に上だろうが!!」
「はい、身の程知らずの間抜けみーつけた!! クソ雑魚ナメクジの陣内とパーフェクト超人の私とじゃ、技術の差が天と地ほどあるんだからねー!!」
「よぉし、吐いた唾は飲むなよ!! そこまで言うなら、いっちょ相撲でも取って白黒つけてや──」
「病室では静かにお願いします!!」
突如として、見知らぬ声が俺達の口喧嘩に割り込んでくる。周りに目をやると、看護師さんと老人たちの生温い視線が俺達に集まっていた。
「す、すいません」
「やーい、怒られてやんのー」
「猫屋さん、貴方もこれ以上騒ぐのなら別の病室に移ってもらいますよ」
「あ、え、い、いやー、あはははー…………すいません」
看護師さんのドスの聞いた声を受けて、猫屋は縮こまる。
病室なのにヒートアップしすぎてしまった。というか、怪我人の女相手に相撲って、俺は何を考えてんだ……。
「はぁ…………それで?」
「え、なーに?」
「黒羽とはキッチリと決着をつけてきたのか?」
口喧嘩に発展してしまったが、俺が気にしているのはやっぱりそこだ。これで猫屋が負けました、なんて言った日には俺はあの女を本当に殺しに行く。
「アハハ! そりゃー、もうバッチリ……!! ボッコボコのケチョンケチョンにしてやったよー!」
猫屋は左手でピースを作り、悪戯を成功させた子供のように笑う。
猫屋の笑顔。それは俺にとって積雪を溶かすように温かくて眩しいものだ。俺が一番見たかった、どんな大金よりも価値がある表情。色々とあったが……猫屋が心の底から笑えているのならそれでいい。
「あぁ、そうかよ」
心底安心した。猫屋はやっぱり凄い。自分で全てを解決してしまった。結局、俺がやった事は文字通り、骨折り損のくたびれ儲けだったわけか。
なんか…………疲れたな、マジで。
「あ、あの……さー」
力を抜いて天井を仰ぎ見る俺に、猫屋が戸惑いがちな声を掛ける。
「その額の傷ってやっぱり残るの?」
上を向いたせいで、髪に隠れていた左目蓋の上にある傷痕が猫屋の目についてしまったようだ。
「まぁ、竹行叔父さんが言うにはそうらしいな」
俺は他人事のように返事をした。
猫屋は優しい。恐らく、彼女はこの傷跡を気にするだろう。独りよがりな俺の行動でできた大馬鹿者の烙印。こんなものは自傷行為でできたものと何ら変わりない。猫屋が気に病む必要など皆無だ。むしろ、物覚えの悪い俺には丁度好い
俺は髪をかき上げて、傷跡を強調してみせた。
「どうだ、前より断然男前になっただろ? 向こう傷は男の勲章って言うしな。はははっ、随分と箔が付いたぜ」
どうせ隠す事はできない。それなら猫屋が気にしすぎないように笑い飛ばしてやるのが一番だ。
それくらいしか、俺にできる事は無いのだから。
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髪を上げて笑う、陣内。そのまったく様になっていない悪ぶった顔からは、温かさを感じる優しい気持ちが透けて見えた。
「…………まっ、そうかもねー」
私は陣内の優しさに対して、可愛げのないぶきっちょな返事をすることしかできなかった。
「だろ? 中々お気に入りなんだよ、これ」
私の返答に気を良くしたのか、彼はさらに笑みを深めた。私に罪悪感を抱かせないようにするための気遣い。
(本当に……優しい……)
陣内の痛快な振る舞いは、私に憧れのような感情を抱かせた。
「ねぇ、1個だけ……1個だけ聞いてもいーい?」
「ん?」
その思いのせいで、彼にどうしても聞きたいことができた。
「なんで、私なんかの為にそこまでやってくれたの? やっぱり、文化祭の事を気にしてた?」
陣内が何を考え、何を思って行動してくれたのか……私はそれが知りたくて堪らなくなった。無粋な質問だと思うけど、明確な答えが欲しくなってしまった。
「………………」
陣内は罰の悪そうな顔をして視線を虚空へと逃がす。
私は何も言わずに、ただ陣内の顔を眺めてた。ずっと見つめていると、彼は根負けしたのか重そうに口を開いた。
「ちょっとこっちに来い」
そう言って、陣内は自分のベットに来るように私を手招きする。
「あ、えっと……うん」
私はその誘いに乗り、陣内のベットに腰掛けた。
「カーテンも閉めるぞ」
陣内はベットを区切るように掛かっているカーテンを完全に閉める。第三者の視線が遮られた空間とベット。2人きりの世界。
私の心臓が何故か跳ねた。
「よいしょっと」
そんな私の様子に気が付かず、陣内は枕の下から小さな酒瓶を取り出した。中身は高度数のウイスキー。
「…………え??」
「素面じゃ、とても口に出せん」
陣内は素早く、それを一気に飲み干した。
「…………ぷはっ!! あ゛ぁ゛、めっちゃ利くな、これ」
当たり前だと思う。40度近い原液の一気飲み。量が少ないとはいえ、怪我人のやる事じゃない。
「ひっく、うぃぃ…………い、一度しか言わないからな。よく聞いとけよ」
そ、そこまで酔わないと話せないの??
「う、うん」
飲酒の速度にかなりドン引きしたけど、私は真面目に話を聞くため気持ちを引き締めた。
「文化祭の事はちょっとだけ気にしてた…………でも、それよりも大きな感情に従って俺は動いた」
陣内は声に抑揚をつけずに自分の想いについて語り始める。
「俺は…………猫屋、お前に惹かれてる」
「っ!?」
突然、彼は私の事をそんな風に言い出した。心臓が狂ったように跳ね上がり、一気に血流が加速する。顔が熱くなった。
「まぁ、なんだ……お前は運動神経が抜群で、洒落てるし………」
(あ、あぁー! なるほどねー!!)
それは確かに私の長所。運動センスと容姿、後はアルコール耐性にだけは私は自信があった。陣内の言う『惹かれている』とは羨ましいといった感情の類なのだろう。彼は勘違いしているようだけどその言葉は本来、愛を表現するための言葉。
ま、紛らわしいーな、もぅ……。
「それに誰よりも心根が強くて、底が抜けて優しい」
「え?」
急に陣内が誰の事を言っているのか分からなくなった。
それは私の事じゃない。その2つは陣内の長所だ。黒羽に私はあそこまで酷い報復をした。優しい人間のする事じゃない。ましてや、私の心は決して強くなんてない。
「そんな訳で、お前と友達をやってる事が、まぁ、ちょっとだけ俺の自慢みたいな感じであってだな……」
それも陣内の事だ。アル中の馬鹿でかっこつけたがり。偏屈で……明るいけど、変に卑屈な所がある。だけど、強くて、男らしくて、面白くて、どこまでも優しい……私の自慢の男友達。
「だからまぁ、そんなお前を不当に貶めた奴に俺はムカついた…………理由としてはそれだけ。俺の気が短かった……それだけが理由だ」
私だって、陣内が傷つけられて死ぬほど腹が立った。
「あ、えっと、まぁ……そんな凄い長所を台無しにするダメな所が、猫屋には盛り沢山なわけだけどな!! は、ははは!!」
陣内は取って付けたように私を馬鹿にした。恥ずかしいのか酔っているのかは分からないけど、その顔は赤かった。
「…………もー、結構良い事言ってたのにー、陣内は最後の最後でふざけるんだからー」
「う、うるさい。今言ったことは全部忘れろよ!! 永久に口に出さずに墓まで持っていけよな!!」
「あー、はいはい」
言われなくても、こんな素敵な送り物は誰にも言わないつもりだった。
(あぁ……そっかー……)
陣内の気持ちを聞いて、私は気が付いた。
(やっぱり、陣内と私って凄く似てる)
私が陣内に抱いていた感情を、陣内もその胸の内に秘めていた。
一緒だったんだ。容姿とか身体的な特徴の話ではなくて、考え方や感受性が私達は似ている。境遇も近い。辛い過去があって、中毒性の高い嗜好品に逃げた。過去を恥ずかしいと思って逃げ出し、別の楽しみを見つけようと逃避した所なんかもそっくり。
(私が陣内に対して思ってる事が、陣内が……私に抱いてくれてる感情なんだ)
この世でもっとも私を過大評価してくれているのが陣内で、逆に陣内を過大評価しているのが私。
右腕を壊して、私は過去と完全に決別した。それでも……私は自分の事があんまり好きじゃない。自分の弱さで陣内に生涯残る傷を負わせた自分が大嫌いだ。
そんな私の事を陣内は尊敬してくれる。
(嬉しい)
多分、私達は世界で一番気が合う親友なんだ。きっと、他の人が一生かけても出会えないほど相性がぴったりの2人……
(いやだ……)
だけど、たった今この瞬間…………私たちの考え方は一緒じゃなくなった。
(友達のままじゃ……いや)
同じレールから逸脱したのは私の心。
(……あの時から……慰めて、抱きしめてくれた……あの時からずっと)
私はようやく、心を満たす幸福で綺麗な感情の名前を知った。
(私、たぶん……陣内の事が……好き………)
人生で初めて経験する淡い恋心を、戸惑いを覚えながら私は自覚した。
(い、いや!! 絶対、好き!! めっちゃ大好き!! だって、なんか今、超幸せな感じするしーー!! 死ぬほど陣内の事が大好きじゃん、私!?)
顔が発火するのではないかと思うほど熱くなった。隣にいる陣内の顔を直視できない。
(ほ、ほ、ほ、ほ、惚れちゃったーー!! 愛しちゃってる!! 私、こんなどうしようもないアル中の事、ヤバいくらいに好きーー!! ど、ど、ど、どーしよー!?)
私は心に飛来する強烈な切迫感に耐え切れず、左手で胸を抑えた。
「……? 猫屋、どうした?」
そんな私を、陣内は心配そうに見つめてくる。
その声が好き。優しい声音も、意地悪な声音も、全部好き。
「あ、あははー、ちょ、ちょっと、胸が痛くてさー」
「お、おい! それ大丈夫なのか!?」
「あ、その…………背中、少しだけ摩ってくれない?」
「え? 胸が痛いのに……背中? ま、まぁ、分かった」
陣内の手が私の背中に触れた、その瞬間。
「~~~~っ!!」
ぞくぞくとした多幸感が体中に流れる。陣内から与えられる感触で意識が持っていかれそうになった。伝わってくる体温が、私の心を震わせた。
陣内の大きな手が好き。ごつごつとしていて私を安心させる、男らしい手。何回も握った事がある、大好きな人の手。
顔を少しだけ上に向け、陣内の顔を盗み見る。
(あ、あれー? なんか…………超かっこいい)
さっき見た時は変凡な顔つきだった。だけど今は……気持ちを自覚してしまった今は、その顔のパーツ1つ1つが洗練されて強く光り輝いて見えた。目も鼻も、私のせいでできた傷跡も…………全てが愛おしくて仕方なかった。
(う、うっそー)
燃え盛る激情が、一気に私の体と心を不可逆に焼き焦がしてしまった。気が付いた時には、陣内の良い所もダメな所も、その全てが好きになっていた。
(本当に大好き……)
私の初恋の相手は、自分によく似た見栄っ張りで偏屈なアル中だった。
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