トルコ・シリアの被災者の皆様にお祈りを
コロナの濃厚接触者生活二日目。起きて、リモート授業やリモート授業や急かされて、それで結局リモート授業した一日です。
それにしても、僕は新聞見るんですよ。スポーツ面はもちろんですけど、社会面、政治面、国際面をよく見ます。ビジネス面や金融面も時々見ます。池井戸さんの小説読んだりして経済のこととか見るようになったんですよ。
一面には日産とルノーの件がピックアップされてましたけど、そのちょっとしたくらいに「トルコで地震発生」って書いてありました。
えぇぇ? って思って見てみると、震度六七くらいの大地震です。町の建物がたくさん壊れてしまっている、悲惨な状況でした。トルコだけではなく、シリアにも被害は及んだとのこと。
五千人超が亡くなられたと報じられています。
まずは、不幸な地震で亡くなられた方に深く追悼の意を捧げたいと思います。黙祷……。
さて、日本とトルコはある大きな繋がりがあるのをご存じですか?
「エルトゥールル号の遭難事故」
和歌山県沖、今の串本町の近くでトルコの軍艦、「エルトゥールル号」が遭難。乗組員数人が亡くなり、残りは浜にたどり着きました。
そこで、串本の一般庶民がトルコ人を救出したと。非常食も与えて、トルコの乗組員を助け、国に返しました。
この話だけでほっこりしますが、まだ続きがあるんです。
1985年、阪神が日本一になった年ですが、イラン・イラク戦争が起こった年でもあります。
イラクはイラン上空の航空機を二十四時間後、無差別で攻撃するという驚愕のメッセージを発し、各国は自国民を保護するため、飛行機を飛ばします。
ですが、日本は色々あって救出できない事態に! そんな時、自国民よりも日本人を優先して航空機二機を飛ばしてくれたのが、トルコです!
その時の大使は
「エルトゥールル号の事故はトルコ人なら誰でも覚えてるから、ここで恩返しをさせてもらおう」
と言ってくださったそうです。
結果、在イランの日本人二百十五名は全員トルコの空港経由で脱出できたということです。
ちなみに、乗れなかったイランのトルコ人は陸路でトルコに脱出しています。
いやぁ、そういうことをしっかり覚えてくれて、実際に助けて下さるっていい国ですね。
それから色々と助け合いの関係がトルコとは続いています。今回の地震でもこの関係を出せたらいいなぁと思います。
それはシリアも同様です。シリアは内戦したり独裁してたりしますけど、国民は無関係です。こういう時の恩恵は必ず覚えてくれるはず。
串本町では早くも募金しているので、僕の町でも募金とか始まったらしっかりと入れていきたいなぁと思います。
ウクライナ侵攻に限らず、様々なところで自分が何をできるのか考えて実行できる人間になりたいなぁと思いますね。
被災者のみなさん、大丈夫です。我々日本はみなさんに寄り添っています。すでに救助チームも派遣されているということです。
色々大変だと思いますけど、前を向いて頑張ってください。
というわけで、それではまた。
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