エピローグ
フォロー50件ありがとうございます!!
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「今日からテスト一週間前だ。部活はないからな~連絡は以上。号令」
「起立」
ガタガタ
「礼」
『さようなら』
ふぅ~やっと1日がおわった~
づーがーれーだー
さーてと帰りますか!
「本田!」
ふぇ?
なぜか佐竹君が僕の席までやってきた。
「なんですか?」
さっさっと帰りたいんだけどなぁ…
「これから皆でカラオケ行くんだけど一緒に行かないか?」
「あ、結構です」
カラオケは好きだけど、1人で行きたい。
だって僕音痴だから。
それよか、帰ってゲームしたい。
「そういうなよ!ほらこないだの礼もしたいしさ!」
「別にいいので」
はやく帰りたいんだよ!
「え~ほら~行こうぜ~」
…あんまり嘘はつきたくないけど
「僕、これから用事あるので」
「いや、ないでしょ」
ひより~後ろにいたのね~
「何をおっしゃる三雲さん。貴方が僕の予定を知ってるはずがないでしょう」
「いや、ないでしょ」
真顔で否定すんなって
「…あるかもしれないでしょう」
「いやないでしょ」
「では、僕はこれで」
ガシッ!
腕つかまれた。
「いやないでしょ」
怖っ!!
「…はなしてください」
「いやないでしょ」
ダダダダダダ
5人、いや6人か。
集団で廊下を走る馬鹿がいる。
廊下を走ってはいけませんって小学校で習わなかったのかね?
ダダダダ!!!
…こっちに近づいてくるっていうかうちの教室の前で止まった。
何だ?
バァン!
ドアが勢いよく開かれる。
「東雲寺家一門本田悠斗!貴様には反逆罪の容疑がかけられている。我らと共に来てもらおうか!!」
教室の中に6人の兵士が駆け込んできた。
制服からいって西海の直属兵か。
…カラオケ、断るチャーンス!
「あ、じゃあそういうことなので」
ひよりの腕をほどき、驚きのあまり固まっている佐竹君に声をかけて兵士達のほうにむきなおる。
「ちょ、ゆう、待って!」
「ん?」
「『ん?』じゃないよ!この人達悠斗のこと捕まえに来てるよ!」
焦ってるのかな?僕のことを名前で呼んでしまっているひより。
そんなに焦るこたないのに。
「うん、そだね」
「そだねって…!」
「大丈夫、大丈夫。じゃあまた後で~」
さっさっと家に帰りたいところだけどしょうがない。
ま、カラオケよりはましだしね。
さてと、1分で終わらせよう。
「貴様、本田だな?」
「無駄な抵抗はするなよ!」
あぁうるさいうるさい。
「悠斗!!」
そんなに心配しないで。
すぐに終わるからさ。
「
『声紋一致。
「能力、
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これにて序章は完結です!
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