第46話
全ては開拓の力だったらしい。
俺のチートは開拓だったのか…
だとしたら俺だけ強くない?
茜も強いけど精々悪魔十数体分ぐらいだしなぁ…
いや、強いよ!強いけど…!
俺だけ全悪魔と戦っても勝てるレベルだぞ!
聖太とか悪魔と戦ったら負けるぞ?
弱すぎだろ…
ま!帰れるんならいいや!
そういや俺は魔力が足りないんだよな?
他の奴らもしかしたら無限の魔力とか持ってる?
探ってみるか、たった二人だし憤怒の感情支配使えば余裕だろ。
ーーー
いませんでした、だよね。
はぁ…収穫はなしかぁ…
「おい!相田!今度こそ負けないぞ!勝負だ!」
「は?」
「ふっ、無限の魔力を手に入れた俺に恐れ慄くがいい!」
「無限の魔力?なるほど、なるほど?」
「む、無限の魔力?本当に?…奪い取る!」
「戦う気になったか!叩き潰してやる!」
こいつが何を言っているのかは分からんが…
とにかく今は無限の魔力だ!
ーーー
無限とか大嘘じゃねーか!ペッ!
ちょっと魔力を奪っただけで魔力切れしやがって!
俺の期待を返せや!
日本に帰れるかもってルンルンだったんだぞ!
「許してくれ〜死にたく無い〜」
…流石に可哀想だからもう勘弁してやる
マジで収穫ゼロ、聖太の分を考えればマイナスだな
はぁ…ついてないぜ…
無限の魔力が無いとしたら自分で魔力を工面するしかないか…
どうやって工面するかだが…レベルを再度カンストさせれば問題無いはず。
はぁ…暫くは教師をしながら地道に経験値を貯めて行くか…
面倒くせぇ…
うーん、何とか出来ないか茜やアリス、ギルマスに相談してみるか。
一つくらいは使えるアイデアが出てくるだろ!
出てくるよね…?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます