第9話

一瞬で終わったなぁ…試験。


「こんなんで良いんですか…?」

「いや、良いけど…こんなに強かったんだ…君」


ええ!?そんなに弱いと思われてたの俺!?


「そんなに驚かなくてもいいじゃないか…まぁ、これで晴れてCランクだ、良かったじゃ無いか。」


それは…まぁ良かったか。

ところでまたダンジョンに潜りたいんですけど何処か行けるダンジョンあります?


「ん?それなら王都からでて森林方面に行くとダンジョンがあるよ?」


え?じゃあ早速…


「待ってくれ!かなり遠いから朝に出発した方が良い、じゃないと帰りが明日の朝とかになるからね」


まじか…じゃあ明日ダンジョン行くのでもう帰りますね!


ーーー


いやー眠い、でもダンジョン行かないと…


コンコンコン


ん?誰だろ?ギルマスかな?


「お前がアイダショウマだな、女王がお呼びだ着いてきて貰うぞ。」


ん~、俺なんかしたかなぁ!?


ーーー


「女王様、お連れいたしました。」

「おお!よくやった!」


あの…私はなぜ呼び出され…


「いや、追い出した者がやたらと活躍したら普通は気になるじゃろう。」


確かに…

ところで女王気になる、と言うことは用事は無いのでしょうか…?


「ん?いや、当然あるぞ。」


では、その用事とは…


「なに、貴殿と一緒に召喚した者と戦って欲しいのじゃ。」


はぁ、彼らと戦う…ですか。


「そう気を落とすでない、もちろん報酬は用意しようではないか!」


報酬とはどれほどの物を…


「ん~、ダンジョンの保有権ぐらいならギリギリのかのぉ。」


やります!やらせてください!

(ダンジョンの保有権!?欲しい!)


「では少し待っておれ、奴らを呼び戻すからの。」


いやー、分かりました、幾らでも待ちますよ!


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