空から雪が降ってきた

あんたも俺もカスかもな

あんたも俺も意味がないかもな

俺は仕事ができない

この世界に必要ない人間


あんたと俺は友達だよ

これからこの世はどうなるんだ

もう俺たち終わりかもな・・・

社会が俺たちを見捨てるかもな


淋しいよな・・・

淋しい・・・


空から雪が降ってきた

灰色の雪が降ってきた

俺のほほに涙がつたってゆく


どうすればいいんだ

どうやって生きてゆけばいい

恐ろしい世の中だ

恐ろしい・・・


俺の隣に友達がいる

あんたといると心が安らぐ


友達に感謝している

ありがとう・・・

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録（無料）

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る