幼馴染み達が寝取られたが別にどうでも良い

第7話 運命の出会い

ドドドドドドドド

国王と宰相が仕事をしていると，

国王「.........」

わかっている彼女だ

宰相「まぁ、そうなるでしょうな」

まるで既にわかっていたかのように宰相は言う。

国王「説明は「私は知りませんよ？」」

国王「そんなぁ_:(´ཀ`」 ∠):」

国王の願いは無慈悲にもかき消され、その足音にため息をこぼす。

ドア～ドゴォォォン～

ドア「解せぬ」

ドアはその女性によって(飛び蹴り)破壊された。

？？？「さて，説明してもらいましょうか？貴方？」

国王の妻，王妃である。

国王「( ・∇・)」

宰相「　　　」

国王自白中ーーーーーーーーーーーーー

王妃「成る程、そう言うことでしたか、てっきり私はあのクソ野郎の後ろ盾が欲しいが為に私達の娘をやると思っていましたわ。」

国王「そんな事をするわけなかろう！」

王妃「......それもそうですね、すいません取り乱してしまいました。」

そう言って頭を下げる。

国王は少し安堵して

国王「いや，私も軽率であった，もっと慎重に考えるべきだった。」

とはいえ，このまま話を有耶無耶にしてしまえば勇者は本当に動かなくなる。たとえ救いようのない屑でも、我々では勝てない魔物達と戦える実力を持っているのは事実だ，王妃はああは言っているが人の上に立つ者としてあらかじめ覚悟はしていた。

王妃「それで彼奴はどこにいるのかしら？」

だが，これはこれ，それはそれ，だ

可愛い娘があんな奴のものになるとか許せない，どうにかして助けなければ！

そして国王は汗をダラダラ流しながら一言

国王「........娘のところに行きました。」

王妃「 」

王妃は気絶した。

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所は変わって王城~庭園~

勇者マンルは彼女を口説いていた。

マンル「ああ，貴女はなんて美しいんだ！」

フローズ「はあ？」

マンル「こんなにも美しい君と結婚出来るなんて、なんて僕は恵まれているんだ！」

フローズ「 」

さっきは聞き間違いだと思って逸らしていたが、結婚？こいつと？

絶対に嫌だ。

しかし，一応聞いておこう。

フローズ「あの，マンル様？」

マンル「マンルでいいよ？僕の美しきお嫁さん。」ニコ

やばい，吐きそう，でも済んでのところで耐えた。

フローズ「ではマンル，何故私と貴方が結婚することになっているのですか？」　

マンル「ああそっか、君はまだ知らないのだね、では特別に教えてあげよう」

そう言ってマンルは先程起きた出来事を話した。

フローズ「..............」

フローズは何もいえなかった。きっとお父様も苦渋の選択のうえ国王としての責務を全うする為にこの選択を選んだんだろう。

そう思うと，何も言うことが出来なかった。

マンル「............」

(何故だ？)

しかしここにいては余計辛い。なので

フローズ「すいません、少し1人にさせてくれませんか？1人で考えたいので。」

そう言って，頭を下げ，自分の部屋に戻ろうとした。

マンル「ああ，楽しみに待っているよ。」

そう言ってウインクする。

フローズ「では、失礼します。」

そう優しい笑顔で答え，その場から去った。

マンル「.............」

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気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い！！！！！！！！！！！！！

あんな男が私の夫！冗談じゃない！あんな屑の嫁になったらこの国の恥よ！

そう思いながら部屋の中に入り鍵を閉めて布団にダイブした。

フローズ「はああああああ、」

彼の悪行は知っている，お父様達がそれに頭を抱えていることも。

彼女は実際に目撃していた。

それは彼女の友人があの男の毒牙にかかってしまったからだ。

友人はフローズ同様に彼を嫌っていた、人の人生を壊す人間を好きなる方がおかしいと毎日話していた。

そんな友人には婚約者がいた，とても優しく私の目からでも信用できる人間だった。

しかし，ある日突然友人は驚く事を言いはじめた。

友人「マンル様って意外と優しい方なのね。」

フローズ「！？」

いつもは彼奴とか名前を呼ばずに話していたのに、いきなりマンル！？

フローズ「どっどうしたのよ！」

戸惑っていたが取り敢えず聞く。

友人「え？」

フローズ「え？ではないでしょ！？何！どうしたのいきなり！」

友人「え、え、なんでどうしたのフローズ？」

フローズ「どうしたのって，あんた，彼奴のこと嫌いじゃあなかったの！？」

友人「ああうん、そうだったんだけど。」

そこから彼女の頬が赤くなった。

友人「彼ねとても紳士だったの、私が困っている時に優しく声をかけてくれて，噂のような人じゃなかったの。」

フローズ「............」

友人「それでね、昨日彼の家に行ったの。」

フローズ「い、え、に、？」

思考が止まりそうになるけどどうにか動かす。

そこからはもっと衝撃的だった。

友人「そこには沢山の女の人がいて、誰なの？って聞いたら皆んな僕の女だって言ってて」

多分寝取った女達だろう

友人「皆んな嫌そうな感じではなくてね、なんか生き生きしてるの」

フローズ「生き生き，ね」

友人「んで，色々とご馳走になってね，その後最後に他の女の人達と一緒に捧げたの❤️」

フローズ「！！！！！！」ゾクッ！

まさかまさかまさかまさか！！！

フローズ「ねえ、あなたにはこんやくしゃがいたはずよね？」

あまりに唐突すぎて、言語能力が落ちる。

友人「ああそれなら大丈夫」

大丈夫？何が？

友人「もう別れたから！」

フローズ「え？」

え？何？別れた？

友人「んでキッパリ別れたかったからマンル様に言われて彼からもらった指輪を彼の前で壊して、そこにいたマンル様とキスしちゃった！」

フローズ「......あ，あはははぁ」

こんなことってあり得るの？あんなにも嫌っていた相手にそんなことをする？

そうして友人と別れた後、後日、友人の婚約者のところに行く、

しかし，

フローズ「...................嘘」

彼は自殺していた。

どうやら彼の家はマンルの家と表立って対立していたらしく。その家族は無実の罪で裁かれ、彼は心の支えがなくなり、自殺したそうだ。

それを聞いた友人は

友人「これでストーカー被害に遭わなくてすむ！」

と喜んでいた。

そんなこともあり，彼女は恐れていた。

自分もああなるのではないのかと，そう思っていたしかし，はじめて会ったあの時，

マンル「効かない？」

これで全てを理解したが、この問題を解決する為にはもっと情報と証拠が欲しい。

どうすればいい？どうすれば，，。

............................................。

フローズ「ああもう！！！」

何も浮かばない。とにかく気持ちを落ち着かせて、明日考えよう、そう思った彼女は王城を抜け出し馬に乗りいつものところに行く。

そこは小さい頃に見つけては、気持ちが下がった時や落ち着かせたい時に言っていた。

森の中にある小さな湖

そこで座り休もうとしたら。

？？？「はぁ、もうやだなぁ」

フローズ「？」

声？どこから？そうして茂みの中から出てきたのは

クロス「え？」

フローズ「あら？」

ここから数キロ先(1~2km)

に住んでいる村人クロス

ここから数キロ先(5~6km)

のベンディー王国から来た。

王女フローズ

これが彼らの運命の出会いであり，"必然"の運命でもある。

そしてここから彼らにとっての本当の物語のスタートであることを今はまだ，誰も知るよしもない。

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取り敢えず，プロローグはこれで終わりです。