中国への復讐物語
白黒
プロローグ 日中戦争
2035年東京 1月1日 12:00
「空襲警報、空襲警報、たった今中国軍が日本に攻めてきました、外にいる方は建物の中に避難してください」
その年、その日、その時間、空襲警報が鳴った
平和な日本で浮かれている人々にとってその警報の音は奇妙だっただろう
最初はその警報を誰一人として信じなかった
しかし、次の出来事で事態は一変する
中国海軍と中国空軍が東京港に現れ、日本人がその姿を確認した
その瞬間、日中戦争が開始する
そこからは流れるように日本に戦火が広がった
宣戦布告とかせずに奇襲攻撃だったので、自衛隊はそれに対応できず各地で次々と敗北していった
1月1日 12:05 中国軍が東京に上陸
12:30 自衛隊出動
14:00 東京の1区が制圧
24:00 東京制圧
1月2日 5:00 日本政府が仙台に首都を遷す
18:00 仙台で自衛隊と中国軍との間で歴史に残る仙台戦争が始まる
1月5日 12:00 決着がつき、自衛隊が敗北
多勢に無勢、いくら自衛隊の質が高くて中国軍の量の多さによりジリ貧状態になった
殺しても殺しても湧いてくる中国人、補給が付き欠けやられる
このような形で中国軍は連戦連勝を飾っていった
抵抗むなしく遂に
2月7日 12:00 日本制圧完了
日本は中国に完全占領されてしまった
敗戦後の北京条約では以下が決められた
・賠償金2千億円を中国政府に収めること
・日本にある全ての領域は中国領とすること
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