第84話 通信制限

繋がらない電話

既読にならないメッセージ


こんなに続いたら

もう会いに行く勇気も出ない


やっぱり

あの噂は本当なのかな


本当なんだろうね


こんなに

あたしにだけ

通信制限されてはね


そう思うしかない


制限だけして逃げていく人なんて

こっちからお断りしてやりたかったわ







***

くそー、とか、チクショウ、

とかいう言葉を入れようかどうしようか悩んで、

結局自重しました(笑)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る