君は

いつの頃からか

あまり僕の元に来なくなったね

君が僕を必要としてくれるなら

僕はいつだって

君の全てを包んであげられるのに

包んであげたいのに

寒がりの君が僕にぎゅっとしがみついて

君の体がだんだん解れていくのが好きだった

君を温める役を

あんな奴に奪われるなんて

***

第47話　落ち着く

の続編。

ハラマキくんの登場で、

出番が格段に減った恋する毛布くん。。。

『君』は、すっかりハラマキの心地好さにハマり

「愛犬ちゃんのハラマキを編んであげようかな～」

などとのたまう始末。

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