第6話 赤い薬で変身☆彡

あ、ちょおっと手が、すべって戸棚ごとひっくり返りそうになる。

『危ない』二人が慌てて駆け寄って来た。

ワン子は落ちて来た

                            

・青い瓶はキャッチしたものの、紅い瓶が割れて

黒髪の少年ことアーシュランに中身がかかってしまったワン!


そして 小さな紅い鱗の子竜に変身して、しまったあ!!


一緒に落ちた、手鏡に映る自分の姿を知ってしまった少年こと子竜は

こちらを向くと怒りに満ちた目で睨み、

そしてその口を開け おもむろに火を吹いた。



きやあああワン。


慌ててワン子を庇う お姫さま

『だめだよ! アーシュ 落ち着いて!!』


彼を元に戻すには どうしたらいいかと、分厚い本を調べたら、

大量の唐辛子と金色のブルーベリーと呼ばれる ブルーベリーの亜種で

珍しい果物が必要なんだワン


ただ なぜか 

そのブルーベリーの枝は折っちゃいけないのだワン!

昔から語り伝えられてるのだワン!!


エルトニア姫ことエイルは、子竜になった、アーシュさんを

優しくなだめるた後

アーシュの服をたたんでいる...


その手が止まり、今にも泣き出しそう


「大丈夫ですかワン!」

「ごめん!大丈夫! さあ行こうね」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る