続きの続き(④-3)

ーーーーーー


コーヒーも飲み終わり

彼女と、ぽつぽつ話しをしていた。


穏やかな空気が久しぶりで。

彼女を眩しく見つめる。


そんなひと時を過ごし

そろそろ出ようかという雰囲気を感じていた頃


トントントン

階段から降りてくる靴音



職人だ。

セリより少し年上に思う。

上がギャラリーになっているのか。



下では木工職人が

仕事の息抜きにくる木の食器など作っているらしい。


息抜きに作業する感覚がわからないが、

飾ってあった。購入可能なようだ。



セリが女職人と話をしている。

威嚇しないよう少し離れた。


さっきコーヒーに使った厚みのあるカップとソーサーのセット

色はソレより明るいグリーン。


俺の色に近い。

セリがこれに口付ける想像をした。


唇が触れる飲み物が嚥下される姿を見たくなる。





購入した。



後々、キース以外の他のメンバーが

購入し、コーヒーを飲む時に使っている。


それぞれ好みの色とサイズで。


キースはボクは紅茶派!と

このカトラリーを買って、使っている





- [x] 準備

- [x] 小手調べ 落ち着いたコーヒーを出す 渋い



視線を気にせずのんびりするのが目的だ。

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