6月10日 憤怒
今更恨み言くらいしか言えないけれど
焼却炉に投げ捨てた憤怒の言葉の魂よ
決意したなら最後まで決意を持ってろ
過去の未熟さを上書きしようと返した
掌の滑稽さは酷く目に余るものだった
強者の立場にいるという勘違いをして
責任を放棄して無責任を背負っていた
君の背中にくっついているのは無責任
きっと今でも君は気づかないんだろう
そいつに線路に突き落とされるまでは
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