2月1日 背中
君もかつてはそうだったのだろうか
ヒゲを剃ったり着替える暇もなく
太陽と月に追い立てられるように
日々を過ごしていたのだろうか
目を閉じたい時もあっただろう
耳を塞ぎたい時もあっただろう
それでも 君が動かないことには
どうにも 世界は動かないから
振り絞りながら生きてきたのか
ときには 怒鳴り散らかして
ときには 誰かに嫌われて
それでも尚 守りたいものがあったから
それでも尚 叶えたいゆめがあったから
君は背中を 丸めずに生きてきたんだね
これまでずっと見つめてきた君の背中を
僕はこの世界で なにより信頼している
僕はこの世界で なにより愛してるから
アスファルトの比率が多いアングルから
すこし変わろう 背中を伸ばしてみよう
君と同じ景色を いつかみられるように
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