1月25日 忙殺

僕の夢を 叶えるためには

僕が頑張るしかないんだよ

ようやく一息ついたそのとき

時計をみたら もう23時半で


ああ 君の誕生日が終わっちゃう

昔は なによりも君を祝うことが

最優先だったなと 思い出してた


君へのプレゼントは何にしようか

そうだ やっぱり 僕が掴んだ夢の

小さな小さなはしくれはどうだろう


あの時 月をみあげて放った一言

現実味がなくても夢物語でもいい

頭のなかで心のなかで記憶の隅で

君と一緒に誓った夢をみにいこう

あの日の海辺と人差し指の先にある

まんまるな満月を忘れられない

そうだよ あの日、僕を雑踏から

連れ出したのだって 君じゃないか


スタートラインに僕はたったよ

まだまだ待たせてしまうけど

どうか待っててよ 満月に誓う

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る