曲の作り方

 曲の作り方は色々あると思う。ここでは、私がいつも作成している方法を紹介しよう。


 まずは、コード進行がたくさん載っている本から、メロディーが作りやすいものを選ぶ。そして、それをDAWソフト(パソコン)に入力する。この時、全音符か二分音符で入れる。


 そうすると、リズム感が全くない、まったりとしたコードだけの曲になるため、ループ(演奏されているデータ)からドラムのパターンをいくつか選び、ソフトの画面に貼り付ける。


 それを何回か聞き返して覚える。


 次に歌詞を書く。それが、曲の小節数(長さ)と合うかチェクする。足りなければ書き足し、多ければ削る。


 サビまでやり終えると、次はいよいよメロディーラインを作成になる。曲を流しながら、歌詞を歌ってメロディーをパソコンに録ってく。


 それができ終わると、次はまたループを使って、前奏を入れる。ギター、ベース、ドラム、シンセサイザーなど。


 次に、歌の部分にはループを使うと、不都合が起きることがあるので、マウスを使って打ち込んでいく。まずは、ベース。ベースは音のキレを良くするため、お尻の部分をほんの少し短く入力する。ギターは楽器の性質上、コードを鳴らすのに一弦ずつタイムラグが生じるため、頭の部分を少しずつずらして入力する。あとは、シンセサイザー 、ストリングス。


 これが終わるとほぼ曲は完成する。あとはコピペを繰り返せばいい。そして、間奏とエンディングを前奏と同じ要領で入れる。


 そして、ドラムのフィルインを入れる。普通に叩いている部分ではなく、曲の展開前などに入る太鼓がたくさん鳴るところである。


 これが終わると、ストリングスの調整をする。ストリングスは弦を弓で弾き始めてから鳴るまでにタイムラグがある。そのため、少し前へ楽譜を引っ張って、ちょうどいいところを探して、入力する。


 最後にBoomerというものを入れる。バーンとか、ドーンとか、曲にアクセントをおきたい場所へ入れると、曲全体が引き立つ。


 これで曲作りは終わり。


 あとは歌詞の二番を書いて、楽譜を残しておくだけ。


 だが、本当の終わりはまだこない。歌のレコーディングをしなければいけないのだから。


 と、こんなことを毎日やっている。楽しいが難しいところもある。今、レコーディングしていない曲は70曲以上となっていて、ちょっとした問題に。


 でも、まあ。のんびりやっていけばいいかと思っている。

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