でもどりアマチュア作家のひとりごと －リワードにとりつかれた哀れな魂－

やせることにした

　思うところがあって、やせることにしたんだよね。

　産後に、かなり太った。

　母乳はあげたけど（今も、ほそぼそとあげてるけど）、それ以上に食べすぎてた結果、ベスト体重から１５キロオーバーの７７キロ。身長は１６３センチ弱。

　人生でいちばん、今が太ってる。

　理由はいくつかあるけど、ひとつ、大きなストレスになってることがあって、それを埋めあわせるように、一日じゅう、食べていたような気がする。

　過食になってたんだと思う。

　去年の四月の定期健診では、６７キロちょっと。

　出産したのは一昨年の夏だから、太めではあるけど、体重を戻しつつあったわけ。

　そこから、一年で、どうして１０キロも太ってるのって話だよ。

　絶対に原因がある。

　そして、わたしはもう、なにが原因だったのか、わかってる。

　そうしたら、一昨日くらいから、夜の執筆時間にあれだけ食べてたお菓子に、ぜんぜん、手がのびないの。食べたいとも思わない。

　なーんだ。そういうことだったんだーと思いながら、今は、三食食べながら（朝昼は少なめ）、少しずつ運動したりしてる。

　運動すると気持ちいいってことも、忘れてたような気がする。

　腰痛があるので（二十代終わり頃のぎっくり腰が原因）、あんまり無理はできないけど。この腰痛も、育児のせいだけじゃなくて、太りすぎのせいもあると思う。

　ここ数日で、そういうことを見つめなおしたわけ。

　それで、やせたら、あることをしようと思い立って、夫にも正直に言ってみた

。あ、これ昨日の話です。

　「いい」とは言われなかったけど、「だめ」とも言われなかった。まあ、そうだろう。

　やせまーす！

　６２キロは、もう無理かもしれないけど。

　６７キロには、なれるだろ！

　体重よりも、妊娠前の服が入るとか、体型を重視してやせたいと思うー。

　スリーサイズを公表しながら生きるような仕事をしてるわけじゃないし。

　わたしが納得できれば、それでいいかなって。

　我慢したり、ストレスを忘れるために、昼夜小説や漫画を書いていたところもある。

　もちろん楽しかったけど、それで、こんなに太ったんだとしたら、やっぱり、それは間違っていたんだろう。

　わたしはこわがりで、いつか自分が死ぬことも、とてもこわいと思っている。

　地球が滅ぶこともこわい。その頃には、わたしは生きていない可能性の方が高いけど。

　でも、どうせ死ぬからどうでもいいとは、思わないんだよね。

　どうせ死ぬからこそ、命を燃やして、生きなきゃいけないんだと思う。

　その時に、自分が理由じゃないストレスに、正面から立ち向かう必要なんて、ないんだよね。

　どうすれば自分が救われるかを具体的に考えて、そのために行動すること。

　一歩踏みだせば、二歩目は自然とついてくる。

　はたから見たら、逃げてるように見えるかもしれない。

　逃げてもいいんですよ！

　むしろ、逃げていいよ。

　心が死ぬよりも、逃げて、生きのびたほうがいい。ずっといい。

　休むことは大切です。

　そのうちに、心の奥から、体の内側から、生きたいっていう気持ちがわいてきます。

　何度も何度も心が死にかけたわたしが言うんですから、ある程度の信憑性はあるはずです。

　それを待っていればいいと思う。

　わたし？

　わたしはもう、心に決めたことがあるので……。

　それを、やってみようかなって、思っている。無事に、やせられたら。

　すごいプライベートなことなので、ここには書かないけど。

　そのうち、その経験が、お話の中に出てくるんじゃないかなー。

　楽しみだし、わくわくしている。

　ちょっと、こわいけど。