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録学には半々です。1980はもう40年前、もう聞きたくても歌手が老いて、低い声で無駄に長いタメをしながらくどく歌うので、それがとても悲痛です。で、いざ若手がカバーしようとすれば、こちらもくどいイケボで汚らしい。(主観ですが、本当に嫌いです)あとゲーム音楽は、わざわざライブを開くとなるとわざわざ盛大にオーケストラまで用意してゲームの色を完全に失わせた楽曲を作ってしまう。

 だから、その時代に戻って若き日の彼らのライブをちゃんと同年代のファンたちと一緒に見る事は、夢に近いことです。ここに関しては、ヒットラーに化かされた気持ちで普通にライブはいい、という洗脳がかかった状態ですが。

 ライブの収録動画でも十分食えますが、できるのなら参加したいとも、そう思えるのですよね。

 ここまでは単なる独り言ですね。


 評価経済になる、という考え方には大きく賛成です。キリンビールが会社の予算の15%も広告に使うという話があった通り、今は物質の生産だけではなく、いかに良いイメージを作るか、というサービス産業の時代であると教科書に書いてありましたから。


補:確かライブ中心主義はやめようぜ、という話。実は思ったより古い話題。

 ベンヤミンという哲学のフランクフルト学派の学者がいたのだが、今の時代は複製芸術時代であるといいました。

 というのは、今の時代は、神聖な教会の中で神と触れ合ってイメージが誇張された芸術品ではなく、美術館の殺風景で真っ白な壁に貼り付けられた絵画そのものが鑑賞される時代だということです。

 夏目漱石あたりも言っていましたが、近代になってイエの権力が弱まったため人間のアイデンティティは大きく揺らぎました。美術品にも同じことが起きたのです。

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