とある魔女の想定外
狂言巡
登場人物
ドロップ
魔女。元は人間(名前も付けられなかった)の捨て子。転生者でもあるが、前世の記憶は今世の記憶におされて忘却気味。
金髪碧眼。色白。ウェーブのかかったロングヘア。泣き黒子。ロングスカートを好んで履く。大魔女の母乳と血を飲んで育ったので、五十年ほど生きているが、容貌は二十代後半。
好奇心旺盛。優しさの出力が斜め上。成人祝いに母から譲られた森で一人暮らししていた。魔法薬の原料を育てたり、魔術書の資料を集めて編纂する事で生計を立てている。得意料理は煮物系。
フクジュ
ドロップの弟。
変身能力がある。拗らせシスコン。
リンドウ
元捨て子。一応まだ人間。大国の騎士団長の愛人の息子。実父が手切れ金と共に用意した一軒家で母と暮らしていた。母は精神を病んで自殺した後は一人で静かに暮らしていたが魔女の住処だと噂されて襲撃を受け、ドロップの住処に辿り着いた。身体能力が高い。
アカガシ
狼男。怪力で俊足。おっちょこちょい。
拾って面倒をみてくれたドロップを母と慕う。
ガーリック
ドロップの幼馴染み。ヴァンパイアハンター。人造人間。
仕事面では有能だが、生活能力がイマイチでよくドロップにたびたび面倒をみてもらっている。ヒモではない。
クチナシ
大国の第三王子(母は側妃)。クーデターが起こったので自主避難した。リンドウと主従関係になる運命もあったかもしれない。
健啖家。ポジティブモンスター。
バーベイン
詐欺師の男。人間。
ドロップを騙そうとしたら返り討ちに遭い、ドロップと彼女がお気に入りの存在には詐欺行為をしないという契約書を書かされた。その影響で詐欺業の続行が難しくなり、ドロップの伝手で会計士にシフトしつつある。
ちょっと神経質。
ナンテン
吸血鬼。同種からみてもおっさんらしい。
最近若者の血を吸ったら胃もたれするようになった。ドロップの血は飲んで平気だったのは相性が良かったからで、悪かったら即死だった。
ポイズンベリー
ドロップの母。大魔女。魔蛇と魔女のハーフ。
愛情深いが、表現方法がすっごくアレ。
カカオ
ドロップの母の部下の一人。
得意分野は魔法薬の作成。
アサガオ
ドロップの友人。魔女で発明家。創造の才能に溢れているが、販売や財産管理は不得意。
大体ツナギを着ている。中性的な容姿かつお洒落に無関心なのでよく性別を勘違いされる。
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