第34話 キングスライムを…、とその報酬。

俺は冒険者ギルドでクエストの報告を完了し、隠しクエストを出現、さらに受注する。図書館にて従魔契約魔法を獲得、そして地下水路に向かう。かなり入り組んでいるのだが、脇道には入らず、まっすぐ進めば目的地である。目的地の水路で、魔族とキングスライムを発見する。幸い、モンスターを使役する魔族は、膨大な魔力を持っているのだが、攻撃手段がないため、容易に倒すことができる。問題はキングスライムだ。核を壊せば一撃なのだが、体内で核を移動して避けられるため一筋縄ではいかない。

俺は開始早々、土魔法で一旦周りの水を全てせきとめ、水を埋め立てる。周りに水がなくなった状態になったので、俺は火魔法でひたすら攻撃していく。最初は聞いていないのかヘラヘラとしていたのだが、キングスライムはどんどん溶けていき、最後には核だけ担ってしまった。俺はその核をテイムスキルを発動させて攻撃し、キングスライムはなんと、、仲間になった。ここでもテイムできる確率はもちろん、ラックの影響で上がり、見事仲間にすることができた。魔族は逃げようとするが周りは土で塞がっているため逃げ場はない。戦う気になったのか、剣をふるってくるが負けるはずはないので見事に勝利することができた。

キングスライムは油断さえしなければかなり強く、固有スキルの融解が、どんなものも溶かすという効果のため、継続は力なりで獲得したいところだが、一度しか現れないため諦めた。

土魔法で水路を元に戻しクエスト報告にいく。


隠しクエストを達成しました。報酬として特殊装備、水神の指輪を手に入れました。

クエストを全て達成しました。イベントが発生します。


冒険者ギルド、ギルドマスター

「よくぞ、この街の問題を全て解決してくれた。褒美としてこの、水属性上級魔法の書を与えよう。これからも活躍を期待しているぞ」


「ありがとうございます」


俺は早速書を使用し、水属性上級魔法を獲得した。30層ではこれの風版、40では土、50で火のバージョンがある。50層は火山がある山沿いにある国で、火の国エンブレンがある。そこでは最後の鍛治関連のものがあり、装備の作成が自身で、さらに効果付与ができるようになる。

効果付与は武器や装備によってある潜在値を使用して効果をつけることができる。難しい話なので50層で効果付与するときに説明しよう。さらに、上級魔法を全て覚えれば…

さて、とっとと50層までいきますかぁ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る