小径車のすゝめ
Y kono
第1話 小径車は意外と速い?
折り畳み自転車の魅力と感じる部分は人それぞれかと思いますが、
まず、走行性能の話をします。
折り畳み自転車は意外と速いと言われますがそうなのでしょうか?
例えば6万円までという縛りでクロスバイクと折り畳みを持ってくるとしましょう。
折り畳みはダホンルートやブリヂストンシルバF6F、Tern Link A7等。
クロスバイクはエスケープR3、トレックFX1、GIOS ミストラル等。
三十台以上の自転車を所有し乗り継いできた自分にとっては、
どう考えてもクロスバイクのほうが走りが良いです。
速い速度が出たり、長距離も楽に走れます。もちろん安定性も抜群。
少しずるいですが、折り畳みを12万円までにしてみましょう。
ダホンDEFTAR、ルノープラチナマッハ9、tern verge n8、KHS F20JJ
この辺になると、6万円までのクロスバイクと変わらない程度の走行性能になってきます。
さすがに倍の金額はな、、、(←心の声)
そうです!その通りです!フォールディングはお金がかかるのです!
「(お金をかければ)意外と速い!」
です。
折り畳み自転車にハマる人達は、正直に言うとお金持ちです。
6万円もあれば、何もしなくても性能が良いクロスバイクが買えるところを、
(それと比べると)性能の低い折り畳みに乗っているのですから。
性能に不満がある人は、速く走るためのカスタムをします。
もちろん高額な費用が発生します。
それでもフォールディングの魅力に憑りつかれた人は、
クロスバイクの倍以上のお金を出しても走行性能が同程度になれば満足しているのです。
折り畳みはクロスバイク以上に走れるよ!って方、もちろんいると思います。
さあ、胸に手を当てて掛けた金額をよく思い起こしてください。
ひょっとしたらクロスバイク数台どころか数十台、
あるいはカーボンのロードバイクが買える額かもしれません。
それでも止められないのが憑りつかれた人たちです。
なぜそこまでして折り畳みに乗るのか。
疑問ですよね。
次回に続く。
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