資料

あとがきと解説

※小説家になろう様で公開している内容まま


 まずは最後までお読みいただいて、しかもあとがきにまでお目通しいただいて、誠に誠にありがとうございます!

 あらすじにも書きましたが、ページ内のあとがきを使用することにどうしても抵抗がありまして……

 物語の世界を損なう気しかしないのです……別に他の方がされててもそこまで気にならないのに、なんなのでしょうね?


 また変なこだわりなのですが、ページ数(部数?)と話数が噛み合わないのがもやもやするので、キャラクタープロフィールもこのあとに上がります。最初にはしない。絶対にだ。


 作者のことには興味のない方がいらっしゃると思うので、先に用語解説から参りましょう。活動報告をご覧くださっていた方は重複する内容もありますのでご容赦くださいませ。こちらに移すので、不要な活動報告は消してしまう予定です。

 HPなどの紹介も入っておりますが、小説本文中にスーパーリンクは使えないそうなので、気になった方はコピーアンドペーストをお願いいたします。




 用語解説



『パーティーの朝の憂鬱』より


「第一(二)大蔵卿」

 数字が付いているので順位も分かりやすいかと、本文中では触れませんでしたが、こちらの役職は実際に英国にある役職です。現在は、大蔵の名の通り、財務を仕切る職で、首相が兼任するのが常だとか。

 近世では第一大蔵卿が政治のトップだったそうです。



『婚約破棄の前準備』より


「ノブレス・オブリージュ」

 貴族の義務、くらいの意味で私は理解しています。元はフランス語だそうですね。直訳は「高貴さは強制する」。

 しろいいずみの出版社様から月二回刊行されている雑誌を購読していまして、その中の作品で知りました。格好よくて使いたかっただけですはい。


「司祭」

 折角調べたので、まるっと引用ですがご紹介をば。

 「カトリック教会の中では教皇、枢機卿、大司教・司教、司祭、助祭の序列があります。神父は呼び名であり、正式な職名は司祭になります」(《知っているようで知らない、“神父”と“牧師”の違い》 https://tenki.jp/lite/suppl/kana/2018/02/24/27901.html)



『一時帰宅の一悶着』より


「カーツィ」

 カーテシーが日本では一般的な呼び方らしい、欧米の挨拶・お辞儀の方法です。

 なぜカーツィを採用したかといえば、カーテシーでは礼儀そのものを指すと書いてあったので、折角なら正しい方をと思いまして。


「宮殿」

 城にしようか王宮にしようか迷ったのですが、英国国会議事堂ウェストミンスター宮殿に倣うことにしました。名前の候補がある方は是非Twitterでもなんでも作者にお声がけいただきたく……



『悪役令嬢の断罪』より


「虚偽告訴の罪」

 日本で実際にある“虚偽告訴罪”を転用しました。恥ずかしながら英語が全く出来ないので、本場の法律を当てはめられなくて……ご容赦くださいませ。



『ヒロインの暴走』より


「下流階級の服」

 めっちゃ探しました。ファッションに興味のない人間なので割と辛い時間で……うう……。

 すごいサイトがありましたので是非お目通しください。

《「18世紀の女性は衣服をどのように着ていたのか」の全工程がムービーで公開中》

https://gigazine.net/news/20180110-dress-18th-century/


「家政婦長」

 使用人の階級について、とっても参考になるページを見つけましたので皆様にもご覧いただきたく。

《霧の都から》

http://fromvictorianage.blogspot.com/2016/04/blog-post_25.html?m=1



『悪役令嬢の結末』より


「パブ」「イン」

 両方とも日本にもありますよね。“パブリックハウス”は18世紀から19世紀初めに発達したとウィキペディア先生が仰ったので採用。大きなパブはお酒だけでなく食事も提供しているとのことです。

 インはもっと昔からあるそうで、旅人に宿や食事を提供したみたいです。主には田舎にあるらしいのですが、ロンドンにもインがあるという記述があったのでこちらも採用。


「メイド・オブ・オーナー」

 ブライズメイド(花嫁の介添人)のリーダー。私は“ブライズメイド”から単語としては知らなかったんですが、一般的なのでしょうか……? この解説ってもしや不要? 無知怖い。


「ウエディング・アイル」

 バージンロードは英語でこう言う。カーツィと同じ理由で採用しました。



 以上 ※これ解説いるんじゃ? というものがあれば方法はどうあれ教えていただけましたら幸いです。こちらに追記いたします。



 ここからはもう自語りスペースでしかないのですが、お付き合いいただけたら泣いて喜びます。


 そもそもこのお話の構想は「悪役令嬢救済するとヒロイン落ちるよね? みんな幸せにならんの?」というところから始まりました。

 力不足でヒロインが幸せになった描写がありませんが、幸せになってもらいます。(私の脳内で)


 この物語はここでお終いなのですが、余裕が出来たら番外編として書きたいことがたくさんです。

 明理と光の馴れ初め(?)はどうだったか、ゲームのシナリオでは王太子が何を思っていたのか、お兄様はなぜ歪んだ愛情をアビゲイルに向けるのか、光の婚約ってなんなのか、などなど……

 どれが読みたいか教えていただけたら執筆速度が速まる可能性が少しだけ……たぶん、あると思います。


 評価やブックマークや感想などなど、Twitterでもなんでも反応をいただけると大変励みになりますので、よろしければ……。

 名前が分かると恥ずかしい! と私も思う質なので、マシュマロ始めました。良かったら、本当に良かったら、ご活用くださいませ。

https://marshmallow-qa.com/tree2shellf?utm_medium=url_text&utm_source=promotion


 こんなところまでお付き合いくださった読者様に心からの感謝を申し上げます。本当にありがとうございました!

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