第2話 仇敵と過ごした時間
「どんなに嫌いな相手でも、仇敵でも」
「長年顔をみていれば、情の一つも湧くものだ」
勝負の時 長年の因縁
培われた関係性 がんじがらめの時のゆくえ
剣をふりまわして がむしゃらに
ただ勝敗の事だけ 考えていた
昔は単純で 良かったものだ
正義と悪 どちらが潰える
善と悪 どちらが消える
その肩に 二人とも
多くの物を背負ってしまった
正々堂々 あの頃のように
ただ剣を振り交わすだけでは
いられないと 悟って
無心に敵対して 憎み合って
高めあって 認め合った
背中を追って
追われていた
「なつかしい関係にはもう戻れない」
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