20歳の誕生日を振り返ってみた

丸山カイト

20歳

第1話 誕生日

2月8日午前7時32分。

丸山カイト(※本名ではありません)は生まれた。


小・中学校を卒業した後は、地元の公立高校の普通科に入学。


大学受験にも挑戦した。


しかし、センター受験の結果により第一志望であった小樽おたる市の大学は断念。


私は札幌市の専門学校と、第二志望だった釧路くしろ市の公立大学を中期日程で受験した。


どちらも合格した。


もちろん進学したのは後者。



20歳を迎えたのは、大学2年生の頃だった。


19歳最後の年末も、年始の成人式も地元で迎えた。


その翌月に記念すべき20歳の誕生日を迎えた。



この日は、友達に祝われに札幌に行く日。


あらかじめ予約しておいた高速バスに乗っていくのだが、片道5時間半もかかる。


釧路くしろと札幌は距離が遠すぎるのだ。


6時台のバスに乗って、到着するのは12時過ぎになる。



ちなみに、この頃の私はまだ札幌という土地を歩き慣れていない。


北海道民とはいえど、全域を歩く人はほとんどいないだろう。

北海道には179もの市町村が存在する。

北海道民は『北海道』という一つの国という認識が自然と備わっているのだ。


それでも、札幌に着いたら友達が出迎えてくれる上に、一緒に昼食を過ごすことになるのでありがたい。



さあ!都会に向けて出発だ!



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