葵は、塾に入学するために、テストを受けた。

テストは2教科合わせて120点以上で合格だときいていた。

学校では成績が良い方なので、入学のテストなど簡単だと思っていた。

しかしそうではなかった。

結果がでて、家族全員で顔を見合わせ、全員がうなずくとお母さんが封筒を開け、みんなで中を見た。

結果は、126点…

ギリギリ合格したと嬉しかったが、少し不安もあった。

「あと7点落としていたら、不合格だったんだよね…」

葵はそう呟いた。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい